ロット:交響曲 サミュエル=シンシナティpo (CDA66366)

メイン画像:ロット:交響曲 サミュエル=シンシナティpo (CDA66366)ジャケット写真

商品番号:CDA66366

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●ロット:
交響曲 ホ長調 (バンクス校訂版)

■ゲアハード・サミュエル指揮 シンシナティpo

CD//海外盤 {DDD} HYPERION*CDA66366
 発売:89年/録音:1989年/収録時間:58分

◇ディスク:B+/細かいスリキズ部分的にあり ◇ブック:A-/軽い小シワ少しあり 白地部分に軽い変色あり ◇ケース:B+

☆1989. 3 ロンドン・セント・バルナバス教会における録音。プロデューサー:ジョン・H.ウェスト、エンジニア:トニー・フォークナー。−ハンス・ロットはオーストリアの作曲家 (1858〜84)。精神病発症の上 結核を患い25歳で亡くなっており、習作的な管弦楽曲を残したに過ぎませんが、師ブルックナーや学友マーラーが高く賞賛していました。この交響曲はまず第1楽章が作曲され、1878年 音楽院の作曲コンクールに提出。ブルックナーを除く多くの審査員からは不評で落選してしまいましたが、ロットは残りの楽章を書き、1880年に完成させました。−Alla breve、Sehr langsam、Frisch und lebhaft、Sehr langsam-Belebt の4つの楽章からなり、10分、12分、13分、24分を要する大曲。 冒頭、なにかの映画音楽を思わせる歌謡的なトランペット。厳かに盛り上がりますが、これが序奏ではなく長い第1主題。こういうところからして保守的な審査員に受け入れられなかったのでしょうか。その後 ブルックナー、ワーグナーも思わせるも、なんといってもマーラー。あちらこちらにマーラーの音楽の影が。第3楽章はそれこそマーラーの第1番の第2楽章の姉妹編のよう。しかし実はロットのほうが先に作曲されており、マーラーがロットに強い影響を受けていたことに驚かされます。また第3楽章が回想される第4楽章が冒頭からなんとも個性的 (そしてマーラーの影)。陰鬱な気分が明るくなる主題 (9分〜) はブラームスの交響曲第1番の第4楽章主部の主題に似ていますが、この楽章が最も充実しているのではないでしょうか。名作とは言えないものの、興味深いユニークなこの作品のスコアは長らくオーストリア国立図書館に眠っていましたが、1984年 ロット没後100年を契機にイギリスの音楽学者であるポール・バンクスが草稿やパート譜を精査してよみがえらせました。初演は1989年3月、サミュエル指揮 シンシナティ・フィル。直後に録音されたのがこのアルバムというわけです。
−スケール大きな演奏を聞かせてくれるゲアハード・サミュエル (ゲアハルト・ザムエル) はドイツ系アメリカ人の作曲家 および指揮者 (1924〜2008)。現代音楽を含めて CENTAURなどに録音を残しています。マーラー版のベートーヴェン:交響曲第9番も話題になりました。−シンシナティ大学のオケというシンシナティ・フィルは洗練度はそこそこながら 機能的に立派なもので、迫力ある力強い演奏を聞かせてくれます。

商品番号:CDA66366

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