ベートーヴェン:交響曲第5,8番 クレンペラー=PO (CDM763357)
曲目・演奏者
●ベートーヴェン:
[1] 交響曲第5番 Op.67
[2] 同 第8番 Op.93
■オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニアo
ディスク・データ
CD//海外盤 {ADD} EMI*CDM 7 63357 2
発売:90年/録音:[2]1957, [1]59年/収録時間:67分
△ディスク=MADE IN W.GERMANY
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ・強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(強め含む) 軽い波うち少しあり 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイにシワ少しあり 白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆[1]1959. 10 アビー ロード第1スタジオ,[2]1957. 10 キングズウェイ ホール (ともにロンドン) における録音。プロデューサー:ウォルター・レッグ, ヴァルター・イェリネク、エンジニア:ロバート・グーチ。
クレンペラーは晩年の1957〜60年、フィルハーモニア管とベートーヴェン交響曲全曲録音を完成させました。−[1]は動的でないながら、テコでも動かない感じのする骨太・堅牢な音楽が極めてユニーク。しかし単にそれだけではなく 巨大なエネルギーに満ちていることが、音は古くなったもののいまだに愛されるエヴァーグリーンである所以でしょう。弦楽をはじめ各セクションの筆圧の高い演奏、そしてそれら強い線それぞれがクッキリと見えるようであることが、この頑固一徹な演奏を生きたものにしています。意外にも第4楽章提示部の反復あり。−クレンペラーは[2]でももちろん遅めのテンポで極めて重厚な音楽。スケルツォ的な性格は薄められており、また表情豊かでもありませんが、無骨ながらも細部に工夫が施されており、不思議とどことなくユーモアがただよっていて、“笑わん殿下” (死語?) のような風情があります。クレンペラー自身もユーモアを解する人だったそうですし、そうした人柄が出ているとも言えるでしょうか。
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