マーラー:交響曲第7番,クレンペラー:交響曲2番 他 クレンペラー=NPO 他 (CMS764147・2CD)※難あり

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商品番号:CMS764147

  • 通常価格:400円(内税)

曲目・演奏者

●[1] マーラー:交響曲第7番〔第1〜4楽章 § 第5楽章〕
[2] クレンペラー:交響曲第2番 (1967-69)
[3] 同 :弦楽四重奏曲第7番 (1968-70)

■[1,2]オットー・クレンペラー指揮 ニュー フィルハーモニアo
[3]フィルハーモニアSQ〔エマヌエル・ハーウィッツ, ドナルド・ウィークス,ハーバート・ダウンズ,ノーマン・ジョーンズ〕

ディスク・データ

CD//海外盤 {ADD} EMI*CMS 7 64147 2 (2枚組)
 発売:92年/録音:[1]1968, [2]69, [3]70年/収録時間:76+73分
△ディスク=Made in Holland

コンディション

◇ディスク:1)B-/ スリキズあり(横方向・強め含む) ※トラック4の10分あたりからしばらく音飛びあり,2)B+〜B/ スリキズ少しあり(小さな強めと長い横方向*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B/[DISC-1]トレイのディスク・ホルダーのツメ甘くディスクが外れやすくなっています,[DISC-2]ディスク・ホルダーのツメ3片欠けています
◇フロント・インレイに軽いシワ少しあり バック・インレイ白地部分に変色あり

録音データ・その他

☆[1]1968. 9 キングズウェイ ホール, [2]1969. 11, [3]1970. 2 以上アビー ロード スタジオにおける録音 (ともにロンドン)。プロデューサー:[1]ピーター・アンドリー, [2,3]スヴィ・ライ・グラッブ、エンジニア:[1,3]ロバート・グーチ, [2]マーティン・ベンジ。リマスター:サイモン・ギブソン (アビー ロード スタジオ)。
−[1]はスローテンポによる悠然とした演奏に度肝を抜かれます。異形の大作の驚異の解釈ですが、弛緩していないのがスゴイ!
−クレンペラーは指揮活動とともに作曲もおこなっており、6つの交響曲、9つの弦楽四重奏曲などを残したとのこと。[3]はクレンペラー監修のもと録音されたもので、この2曲はオリジナルカップリングであるようです。−[2]は1967〜69年作曲。娘ロッテに捧げられました。アレグロ−アダージョ−スケルツォ−フィナーレの伝統的な形式で、それぞれ5分半−10分−5分−4分半とコンパクト。マーラーの大曲のような曲想ながら5分で終わる両端楽章、映画音楽を思わせる感傷的な主題で始まるも、調子っぱずれのトランペットから不気味な様相を呈する第2楽章。3拍子、各パートが違う調で合わせる調子っぱずれの第3楽章 (時にブルックナーを思わせます) とまったく不思議な音楽です。−[3]も同時期の作曲。フーガ (6分) −スケルツォ (3分) −間奏曲 (行進曲風に) (4分) −アダージョ(10分) からなります。全体的に静かに語る音楽。冒頭 12音技法で始まるも面白いフーガとなり、第2楽章では美しいワルツが現れ、第3楽章では不器用な諧謔。そして終楽章は美しく寂しい音楽で、最後は調性がしっかりし、眠るように終わります。なかなかよくできた、印象的な作品です。

※貴重なCDですが、当方のプレイヤーで一部に音飛びが起こるため、安価で出品いたします。

商品番号:CMS764147

  • 通常価格:400円(内税)