フェルナンド・コレナ(Bs) アリア集 (スイス伊語放送音源) (ERM201)

メイン画像:フェルナンド・コレナ(Bs) アリア集 (スイス伊語放送音源) (ERM201)ジャケット写真

商品番号:ERM201

  • 通常価格:700円(内税)

曲目・演奏者

●[1] リュリ:「アルチェステ」より「渡らねばならない」(カロン)
[2] ペルゴレージ:「奥様女中」より「もう罠にかかってしまった」(ウベルト)
[3] 同 :「聖グリエルモ・ダクイタニアの回心」より「Si vedisse ccà dinto a sto core」
[4] ガルッピ:「3人の恋人」より「頭がいっぱいだ」(オロンテ)
[5] パイジェッロ:「奥様女中」より「お前とはいつも食い違う」(ウベルト)
[6] チマローザ:「信じやすい人」より「Siente torca」(ドン カタパツィオ)
[7] モーツァルト:「フィガロの結婚」より「ちょっと目を開けてみろ」(フィガロ)
[8] 同 :「 同 」より「伯爵様 踊りたいのなら」( 同 )
[9] 同 :「 同 」より「復讐だ」(バルトロ)
[10] 同 :「 同 」より「もう飛べないな 恋の蝶々」(フィガロ)
[11] 同 :「後宮からの誘拐」より「かわいい娘を見つけた者は」(オスミン)
[12] 同 :「ドン ジョヴァンニ」より「奥様 これが旦那の恋人リスト」(レポレッロ)
[13] パエール:「音楽の先生」より「これがどん底からの叫び」
[14] ロッシーニ:「成り行き泥棒」より「わたしの主人は人間です」(マルティーノ)
[15] 同 :「泥棒かささぎ」より「計画は整った」(代官)
[16] 同 :「チェネレントラ」より「わが娘たちよ」(ドン マニーフィコ)
[17] ドニゼッティ:「愛の妙薬」より「お聞きあれ 村の衆」(ドゥルカマーラ)
[18] サン-サーンス:「ジャン王の軍隊行進」
[19] ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より「カザンの町であったこと」(ワルラーム) (伊語)
[20] オッフェンバック:「ジェロルスタン大公妃」より「ピッパップッ」(ブン大将)

■フェルナンド・コレナ(Bs) [1,7,8,10-12,16-19]レオポルド・カセッラ, [2-4,6,9,13-15]エトヴィン・レーラー, [5]ブルーノ・リガッチ, [20]マルク・アンドレーエ指揮 [1-20]スイス・イタリア語放送o (RTSI)

ディスク・データ

CD//海外盤 {MONO/ADD} ERMITAGE*ERM201-2
 発売:97年/録音:1959〜76年/収録時間:78分
△歌詞掲載なし ディスク=MANUFACTURED IN ITALY

コンディション

◇ディスク:B/ スリキズ部分的にあり(小さめ・強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:B+〜B/ 強いツメ咬み痕あり シワ少しあり 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:交換 ◇バック・インレイ端に波うちあり 白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[1,8,16,18]1962. 9, [2,4,9,13,15,17]1973. 2, [3]1964. 3, [5]1966. 5, [6]1963. 8, [7]1960. 9, [10-12]1965.6, [14]1963. 4, [19]1959. 6, [20]1976. 5 録音。
−コレナ (コレーナ) はスイスのバス歌手 (1916-84)。父はトルコ人、母はイタリア人。1940年 チューリヒで歌手デビューを飾り、その後70年代にかけて、バス・ブッフォの第一人者として活躍、DECCAをはじめとして多くの録音を残しました。当アルバムは1959〜76年にわたってスイス・イタリア語放送に残した放送用録音を集めたもの。コレナの闊達、達者なコミカルな表現を楽しめます。1970年代のものは声の張りは衰えが聞かれるようになりますが、表現のうまさは健在。−コレナというと 私は高校の時にビーチャムの「ボエーム」のブノアで初めて聞いて、こんなに大げさな表現を駆使して笑わせてくれる歌手がいるのかと驚き、ファンになりました。シリアスな役もこなしますが、やはり本領は喜劇的な役柄で、レポレッロ、フィガロ、バルトロ、ムスタファ、マニフィコ、ドゥルカマーラ、パスクワーレ、スキッキなどを得意としました。−昨年亡くなられたオペラ評論家 高崎保男氏が、かつてアッバードの「セビリアの理髪師」(1971年・DG) の評で、発売当初はエンツォ・ダーラのバルトロを評価しなかったものの、のちに撤回、評価されたことがありました。その際の弁解で、最初聞いた時はコレナと比べると物足りなく感じたというようなことを書いておられたことが大変 印象に残っています。 −各曲の録音年月日記載。録音年が長年にわたるため 音の感じはさまざま。決して音質がいいとは言えず、また1970年代の録音もモノーラルが含まれるようですが、コレナの芸を聞くには特に問題ありません。−なおジャケット写真は最も得意とする役のひとつであるドゥルカマーラでしょう。−[3]はナポリ方言によっているとのことで、解読不可能。

商品番号:ERM201

  • 通常価格:700円(内税)