モーツァルト:協奏交響曲,vn協5番 カザルス=PFO,モリーニ(vn) 他 (SMK58983)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] 協奏交響曲 K.364 (vn, va)
[2] ヴァオリン協奏曲第5番 K.219
■パブロ・カザルス指揮 ペルピニアン音楽祭o [1]アイザック・スターン(vn) ウィリアム・プリムローズ(va) [2]エリカ・モリーニ(vn)
ディスク・データ
CD//海外盤 {MONO/ADD} SONY*SMK 58 983
発売:93年/録音:1951年/収録時間:65分
△カザルス・エディション △SBMリマスター △ディスク=Made in Austria
△プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズわずかにあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ部分的にあり(強め含む) 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆[1]1951. 7, [2]1951. 7 以上フランス南部・ペルピニアンにおける録音。
−[1]はロマンティックで濃厚な演奏で、時代遅れとも言えそうですが、感動的です。カザルスは重低音を強調した分厚い音で、モーツァルトの音楽の中のロマン性を目いっぱい引き出しています。第2楽章などまるで葬送音楽。ヴァイオリンとヴィオラは泣き、また嘆きの言葉のように語りかけてきます。これほど音楽が持っている意味を引き出そうとした演奏があるでしょうか。−もちろん[2]も同様の性格を持つ演奏ですが、モリーニの演奏はまるで家の外で何が起こっているか知らない “深窓の令嬢” のようにあわてず騒がず、ひたすらレガートによる丁寧な歌を歌っています。やや白痴的にも聞こえますが、大きなポルタメントの使用、あるいはカデンツァで少し感情を覗かせるところなど、不思議な魅力を感じます。
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