スメタナ:わが祖国,チャイコ:交響曲第5番 他 マタチッチ=ザグレブpo /LIVE (CROATIA・2CD)
曲目・演奏者
●[1] スメタナ:「わが祖国」 §
[2] チャイコフスキー:交響曲第5番 Op.64
[3] ヤナーチェク:シンフォニエッタ
■ロヴロ・フォン マタチッチ指揮 ザグレブpo
ディスク・データ
CD//海外盤 {AAD} CROATIA RECORDS*D K 5079422 (2枚組)
発売:97年/録音年記載なし; LIVE/収録時間:81+67分
△スリムケース・タイプ △ディスク=MADE BY DADC, AUSTRIA
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む*動作確認済),2)B+/ スリキズ少しあり(横方向・強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイに波うちあり(縦方向)
録音データ・その他
☆録音データなし。[1,3]1979年, [2]1975年と記載しているサイトあり。[1,3]は会場ノイズや終演後の拍手があり ライヴですが、[2]はセッション録音でしょうか。−マタチッチは1970年から82年まで故郷ザグレブ・フィルの首席指揮者をつとめました (その後 終身名誉指揮者)。オケはうまくなく、録音もよくありませんが、さすが一流指揮者マタチッチと唸らせられる統率力、豪快さ、内容の豊かさを聞くことができます。−1970年代後半のユーゴスラビアを調べてみますと、チトーの独裁体制が20年ほど続いた時代。堅実な経済成長しており、ソ連や他の東欧諸国と比べると自由な生活を送ることができたとのこと。1978年にはサラエボで冬季オリンピックが開催されました。しかし1980年にカリスマ政治家が死去すると経済は低迷し、民族対立が激化。1990年代には各国が独立し、ユーゴは消滅してしまいました。この録音はユーゴスラビアが最も輝いていた時代のものでしょう。いわゆる “東欧諸国” の録音、特にライヴはその時代の社会がどうであったかが興味深いところですが、これは幸せな時代のもののようです。しかしそうなると1920年に創設されたという歴史あるオケや録音の質がイマイチであることはちょっと残念な気がします。−なおザグレブ・フィルはその後 大野和士、ミラン・ホルヴァートなどを経て、現在はドミトリー・キタエンコがシェフをつとめているようです。
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