<ロンバーグとの夕べ> カーメン・ドラゴン=HBPO (CDM769053)
曲目・演奏者
●ロンバーグ (ドラゴン編):
[1-3]「学生王子」より 学生王子のセレナード,乾杯の歌,わが心に君深く
[4-6]「砂漠の歌」より リフ ソング,ひとり淋しく,砂漠の歌
[7]「セントラル パークにて」より 静かに目をとじて
[8-11]「ニュー ムーン」より 朝日のようにさわやかに,恋人よわれに帰れ,ワン キス,勇敢な男たち
■カーメン・ドラゴン指揮 ハリウッド ボウル ポップスo
ディスク・データ
CD//海外盤 {ADD} EMI*CDM-7 69053 2
発売:87年/録音:記載なし/収録時間:41分
△エンジェル スタジオ・シリーズ △ディスク=Made in USA △マトリックス番号=DIDX-1533
△プラケース=ハード・タイプ (天面・低面にギザギザなし)
コンディション
◇ディスク:A-/ 点キズ少しあり 外縁部分的にスリキズあり(小さめ・強め含む)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む) 白地部分に軽い変色あり・表紙両面に薄汚れあり
◇プラケース:B+〜B
◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり 背表紙の赤色地に色あせあり
録音データ・その他
☆録音データ記載なし。丸Pマークは1978 Capitol。その前年くらいの録音でしょう。(P) リチャード・C. ジョーンズ。
−シグマンド・ロンバーグはハンガリー生まれのアメリカの作曲家 (1887-1951)。ユダヤ系。ウィーンで作曲を学び、イギリスを経て1909年に渡米。オペレッタの作曲で成功を収めました。のちのミュージカルの先駆をなす彼の曲は「ロンバーグ・メロディ」として親しまれました。とりわけオスカー・ハマースタイン2世と共作したブロードウェイ・ミュージカル「ニュー ムーン」の挿入歌「朝日のごとくさわやかに」 「恋人よ我に帰れ (ラヴァー カムバック トゥ ミー)」はスタンダード・ナンバーとして日本でもよく知られており、また「学生王子」もドイツの古都を舞台にした ウィンナ・オペレッタの名残り濃い作品としてクラシック・ファンにも親しまれています。
−カーメン・ドラゴンはカリフォルニア州生まれの指揮者・作編曲家 (1914-84)。イタリア系で、父の本名は「ドラゴ」でしたが、アメリカ移住で「ドラゴン」と名乗るようになったとのことです。サン ホセ州立大学で音楽を学び、作曲家メレディス・ウィルソンの助手をつとめ、さらにNYのミュージックホールで編曲者・指揮者としての腕を磨きました。その後 ハリウッドでラジオやテレビ・ドラマの作曲と編曲、指揮者として活躍し、1944年にはミュージカル映画「カヴァー ガール」でアカデミー賞を受賞。1953年にはCAPITOLレコードを契約してクラシック、セミ・クラシック、ムード・ミュージックの録音を次々と制作し、一世を風靡しました。ドラゴンはイギリスなどのオーケストラにも客演しており、1978年には来日して読売日本響を指揮したとのことです。
−当アルバムもロンバーグのオペレッタ, ミュージカルの名メロディを管弦楽用に編曲したもの。クラシック規格で発売されていたことはちょっとした驚きがありましたが、調べてみますと 国内盤でも2000年 クラシック規格で発売されていたようです (「コール・ポーターとの夕べ」 との2枚組)。−クラシックのオーケストラ編成ですが、美しいメロディをエコー付きのヴァイオリン部で聞かせるさまはマントヴァーニを思わせるムードミュージック調です。
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