ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12,13番 シュターミッツQ (BR100141)
曲目・演奏者
●ドヴォルザーク:
[1] 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96 (アメリカ)
[2] 同 第13番ト長調 Op.106
■シュターミッツQ〔ボフスラフ・マトウシェク, ヨゼフ・ケクラ,ヤン・ペルシュカ,ヴラディーミル・レイクスネル〕
ディスク・データ
CD//海外盤 {DDD} BAYER*BR 100141
発売:88年/録音:1987年/収録時間:65分
△ディスク=MADE IN GERMANY △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-/ 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1987. 5 プラハにおける録音。(P, E) クリスティアン・シュルツ。
−シュターミッツQは1985年 スニーティラ門下のソリスト マトウシェクを第1vnを中心として同門の後輩 ケクラ、プラハ音楽院出身のふたりで結成されたチェコのクァルテット。名称はヴァイオリンのふたりが作曲家シュターミッツと同郷 (ハブリーチクーフ ブロト) であったことから名付けられました。マトウシェク (1949- ) は1970年 ティボール・ヴァルガ・コンクールでの特別賞を受賞、1972年 プラハの春コンクールで優勝し、ソリストとしてキャリアをスタートしましたが、1977年から80年にかけて読売日本響のコンマスをつとめていました。チェコに戻り 再びソリストとしての活動を開始するマトウシェクですが、5年後 シュターミッツQを率い、1995年までの10年間在籍しました。シュターミッツQはマトウシェク退団後も活動を続けていますが、何といってもマトウシェク時代が有名で、同じくBAYERレーベルに録音したドヴォルザークとマルティヌーの弦楽四重奏曲全集はフランスのディスク大賞を受賞し、高く評価されていました。
−当アルバムはドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集の第1集。有名曲 第12番と アメリカからボヘミアに帰還した年に作曲した第13番のカップリング。第13番の第2楽章: アダージョは二重変奏曲ですが、悲嘆と慰めを表したような内容豊かな名曲です。−シュターミッツQの演奏は最近の若手の冴えた演奏とは違って、落ち着いた熟練の演奏。これ見よがしにテクニックをひからかしたり、極端な速いテンポで驚かせたりすることはなく、ドヴォルザークに仕え、音楽に奉仕している感じ。やや地味ではありますが、品格があります。じっくりと歌い、情感が乗っている両曲の緩徐楽章など最高です。−トラックが各楽章についていないのは残念。
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