Mバークリー:海の絵,グレゴリオ変奏曲,Lバークリー:2p協奏曲 ヒコックス=BBCNSO 他 (CHAN10408)
曲目・演奏者
●[1] マイケル・バークリー:管弦楽のため協奏曲「海の絵」 (2004-5)
[2] レノックス・バークリー:2つのピアノのための協奏曲 Op.30 (1948)
[3] マイケル・バークリー:グレゴリオ変奏曲 (1982)
■リチャード・ヒコックス指揮 ウエールズ・BBCナショナルo [1]フィリップ・シャ−ツ(tp) [2]キャスリン・ストット, ハワード・シェリー(p)
ディスク・データ
CD//海外盤 {DDD} CHANDOS*CHAN 10408
発売:07年/録音:2006年/収録時間:70分
△ディスク=Made in the EU
コンディション
◇ディスク:B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む)
◇ブックレット:B+/ 軽い波うち少しあり 内部白地部分に変色あり
◇プラケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆2006. 1 スワンジー・ブラングィン ホールにおける録音。(P) ブライアン・カズンズ、(E) ラルフ・カズンズ。
−レノックス・バークリーはオックスフォード出身のイギリスの作曲家 (1903-89)。1927年 パリに留学してナディア・ブーランジェのもとで学び、プーランク、ストラヴィンスキー、ミヨー、オネゲル、ルーセルらと交流し 影響を受けました。晩年には十二音技法を採用し、暗く 思索的な作風になったとのことです。−マイケル・バークリーはその長男 (1948- )。少年時代はウェストミンスター大聖堂の聖歌隊員で、父と交流のあったブリテンの指揮で頻繁に歌っていたとのこと。王立音楽院で作曲、歌、ピアノを学びながらロックバンドで演奏していましたが、その後 リチャード・ロドニー・ベネットに師事し、クラシックの作曲に専念しました。バークレーは2000年から09年までBBCウェールズ国立管の作曲家を、1995年から2004年までチェルトナム音楽祭の芸術監督などをつとめました。2012年 大英帝国勲章 (CBE) を授与されています。−当アルバムはそんな親子の作品を紹介するバークリー・エディション第6集。息子マイケルの[1]は急緩急の3つの楽章からなり、第2楽章は「海のトランペットのためのスレノディ (嘆きの歌), 追憶に」と題されています。誰のためというわけではなく、芸術の繁栄のためにつくした人たちのためにというところでしょう (小難しい言表現をしていますが かいつまんで言えば)。−父レノックスの[2]は2楽章からなり、速い第1楽章と 第2楽章: 変奏曲からなります。可愛らしいテーマは創作主題のよう。平明で楽しい11の変奏が続きます。−[3]は少年時代 聖歌隊員として吸収したグレゴリオ聖歌をもとに、若き日にめり込んでいたポップス的な要素を含む変奏曲。さまざまな打楽器やテナーサックスの活躍を含むカラフルで起伏に富んだ作品です。
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