ベルリオーズ：幻想交響曲，エルミニー　ミンコフスキ＝マーラー室内o，ルーヴル宮音楽隊，ルゲイ(MS) /LIVE （外DG）

曲目・演奏者

●ベルリオーズ：
[1] 幻想交響曲 Op.14
[2]「エルミニー」(抒情的場面)

■マルク・ミンコフスキ指揮 マーラー室内o，レ ミュジシャン デュ ルーヴル (古楽器使用)
[2]オーレリア・グレイ(MS)

ディスク・データ

CD//海外盤 {DDD} DG＊474 209-2
　発売：03年／録音：2002年LIVE／収録時間：81分
△仏語詞・独英語訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ・強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ ジャケ面にシワ少しあり(小口側端に小さな強め) 内部に細かい波うちあり
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆2002. 12 パリ・シテ ドゥ ラ ミュジク グランデ サルにおけるライヴ録音。(P) アレント・プローマン、(E) ゲアノート・フォン シュルツェンドルフ 他2名。
−ミンコフスキの初のロマン派作品録音であったもの。マーラー室内oとルーヴル宮音楽隊の合同演奏。つまりモダン楽器とピリオド楽器混在です。そのココロは、ベルリオーズの時代は管楽器の改良がたびたびおこなわれており、古い楽器と新しい楽器が混在していたゆえとのこと。メンバー表がなく、編成、モダンとピリオドの混ざり具合が不明であるのは残念ですが、
−[2]はベルリオーズ20歳時のローマ大賞挑戦作。惜しくも2位だったとのことですが、なによりも冒頭に幻想交響曲第1楽章第1主題である「固定楽想 (イデー フィクス)」が登場、しかもその後も数度現れ、すでに固定楽想として使っていることに驚かされます。3つのレチタティーヴォとアリア、そして最後の「祈り」という7曲からなります。