▽Rシュトラウス：エレクトラ　サヴァリッシュ＝SOBR； マルトン(S) 他 （外EMI・2CD）

曲目・演奏者

●R. シュトラウス：
「エレクトラ」Op.58 全曲

■エヴァ・マルトン(S：エレクトラ)　マルヤーナ・リポフシェク(MS：クリテムネストラ)　シェリル・ステューダー(S：クリソテミス)　ベルント・ヴァイクル(Br：オレスト)　ヘルマン・ヴィンクラー(T：エギスト)　クルト・モル(Bs：オレストの後見人) 他
　ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 バイエルン放送so　同cho

ディスク・データ

CD//海外盤 {DDD} EMI＊CDS 7 54067 2 (2枚組)
　発売：90年／録音：1990年／収録時間：53+48分
△紙箱付き (厚さ3.0センチ)　△大判ブックレット付き (123ページ)　△独語詞・英仏語訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝Made in W. Germany / SONOPRESS刻印あり

コンディション

◇ディスク：2枚)A-/ 外縁にスリキズ少しあり
◇ブックレット：A-〜B+/ 裏表紙に小シワ少しあり・薄汚れ少しあり・表紙にも少しあり 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
◇紙箱：B/ 線キズ部分的にあり 角・端に小傷み少しあり

録音データ・その他

☆1990. 1 ミュンヘン・ヘルクレスザールにおける録音。(D) ヴィルヘルム・マイスター、(E) ハンス・シュミット。
−ノーカット版。かつての名盤 ショルティ盤にようにハイテンションで刺激的な音楽を作るのではなく、いかにもこのコンビらしい美しく整えられたもの。バイエルンのオケの暖色系の目の詰んだ音が印象的。このオペラがすでに古典の芸術作品となったことを思わせます。歌手たちに歌も同様の傾向ながら好演。ただし美声ヴァイクルのオレストはともかくとして、私など エギスト役はこの役の存在感を強烈に示したショルティ盤のゲアハルト・シュトルツェのキャラクタリスティックな歌唱が忘れられず、どれも物足りなく感じてしまうのは困ったものです。
−サヴァリッシュのシュトラウスのオペラ録音は 1958年「カプリッチョ｣、1980年「インテルメッツォ」(以上EMI)、1981年「アラベラ」(ORFEO)、1987年「影のない女」(EMI) があり、これは5作目でした。