マーラー：交響曲第6番，Rシュトラウス：英雄の生涯　バルビローリ＝NPO, LSO （外EMI・2CD）

曲目・演奏者

●[1] R. シュトラウス：｢英雄の生涯」
[2] マーラー：交響曲第6番〔第1楽章　§　第2〜4楽章〕

■ジョン・バルビリーリ指揮　[1]ロンドンso　[2]ニュー フィルハーモニアo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊5 69349 2 (2枚組)
　発売：96年／録音：[2]1967, [1]69年／収録時間：72+63分
△ダブル フォルテ・シリーズ　△スリムケース・タイプ　△ディスク＝MADE IN THE EU

コンディション

◇ディスク：2枚)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット：A-/ ツメ咬み痕少しあり
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆[1]1969. 9 アビー ロード第1スタジオ，[2]1967. 8 キングズウェイ ホール (以上ロンドン) における録音。(P) [1]M. ウィリアムソン, [2]R. A. アンダーソン、(E) [1]M. ベンジ, [2]P. ボウン。
−バルビローリは1950年代半ば以降 マーラーの交響曲を積極的に取り上げるようになり、1曲に数ヶ月、時には数年をかけて取り組んだとのこと。イギリスでのマーラー受容に貢献した指揮者のひとりだったのでしょう。1961年以降 バルビローリはベルリン・フィルに定期的に客演指揮をおこない、1964年には第9番の名演奏を残しています。遅いテンポをとり まるで1音も取りこぼさず愛情をかけるようなこの第6番はそれから3年ほど後のもの。｢英雄の生涯」ではなく同じシュトラウスの「メタモルフォーゼン」との組み合わせの2枚組LPで発売され、仏ディアパゾン・ドール賞を受賞するなど高い評価を得ました。NPOとはこの後 第5番を録音。また1957年 ハレ管と第1番を録音していました (PYE)。正規録音はその4つだけですが、ライヴ録音がいくつかCD化されてます。−なおバルビローリは[2]でマーラーが最終的にしたように 第2楽章: アンダンテ、第3楽章: スケルツォ楽章の順にしました。当アルバムもそのようになっていますが、国内盤では伝統的に逆になっているのでしょうか。少なくとも1997年と2003年発売のものは逆のようです。