ブルックナー：交響曲第6番，ワーグナー：ヴェーセンドンク歌曲集　クレンペラー＝NPO，ルートヴィヒ(MS) （外EMI）

曲目・演奏者

●[1] ブルックナー：交響曲第6番 (ハース版)
[2] ワーグナー：ヴェーセンドンク歌曲集 (Orch: モットル, ワーグナー)

■オットー・クレンペラー指揮 ニュー フィルハーモニアo　[2]クリスタ・ルートヴィヒ(MS)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊5 67037 2
　発売：99年／録音：[1]1964, [2]63年／収録時間：77分
△クレンペラー レガーシー・シリーズ　△artリマスター　△[2]独語詞・仏英訳掲載
△ディスク＝MADE IN THE EU

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ 裏表紙部分的にシワあり(強いシワ含む) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+〜B

録音データ・その他

☆[1]1964. 11，[2]1963. 3 以上ロンドン・キングズウェイ ホールにおける録音。(P) [1]P. アンドリー，[2]W. レッグ、(E) [1]R. グーチ，[2]D. ラーター。
−クレンペラー&PO, NPOは晩年 ブルックナー交響曲第4〜9番の6曲をEMIに残しました。第6番は3番目に録音されたものです。巨大な恐竜か何かが獲物を狙うかのように、遅く ぎこちない動きの序奏部。神韻縹渺たる雰囲気のない無骨さは 現代の演奏とはまるで違っています。その後 まさに恐竜が吠えるかのように金管の咆哮。ブルックナーのポートレイトを思い起こさせる野暮ったさが最高です。−媚のない強い響きと厳しい造詣。クレンペラーは小細工なしで 音楽を鷲づかみにし、スケール大きな音楽を築きあげています。アンサンブルに乱れが特に瑕疵と感じさせない、まさに大家の芸術。やはり幾分無骨ながら、落ち着いた優しい歌を聞かせる第2楽章: アダージョも聞きものです。