ドビュッシー，ラヴェル室内楽曲集 (ビリティスの歌 他)　Ensウィーン・ベルリン （外DG）

曲目・演奏者

●[1] ラヴェル：序奏とアレグロ
[2]　同　(Q. マガニーニ編)：亡き王女のためのパヴァーヌ (fl, hp)
[3]　同　：ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
[4] ドビュッシー：｢シランクス」
[5]　同　：フルート, ヴィオラとハープのためのソナタ
[6]　同　：ビリティスの歌 (朗読のための付随音楽) (12曲)

■アンサンブル・ウィーン- ベルリン〔[1,2,4-6]ヴォルフガング・シュルツ(fl)　[1,2,5,6]マルギット・アンナ・ジュス(hp)　[1,3]ゲオルク・ファウスト(vc)　[1,5]ヴォルフラム・クリスト(va)　[1]カール・ライスター(cl) ライナー・ホーネク(vn)　[3]ゲアハルト・ヘッツェル(vn)　[6]アーデルハイド・ブロスキ- ミラー(hp)　ハンス・ヴォルフガング・デンシューデ(fl)　ロルフ・ケーネン(ﾁｪﾚｽﾀ)〕 [6]カトリーヌ・ドヌーヴ(語り)

ディスク・データ

CD//海外盤 {DDD} DG＊429 738-2
　発売：90年／録音：1989年／収録時間：79分
△[6]仏語語り・英訳掲載　△ディスク＝MADE IN USA BY PDO

コンディション

◇ディスク：B+/ スリキズ部分的にあり(小さめの強め含む＊動作確認済) 内縁にスリキズ少しあり / レーベル面にすスリキズ少しあり
◇ブックレット：B+/ 表紙両面にツメ咬み痕あり(ジャケ面強め) 白地部分に変色あり(軽め) 裏表紙部分的に薄汚れあり
◇プラケース：A-　◇バック・インレイ白色部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1989. 8 オーストリア・アーバーゼー・聖コンラート教会における録音。(P) スティーヴン・ポール、(E) ヴォルフガング・ミットレーナー。
−[6]は1894年に発表されたピエール・ルイスの散文詩集からの12編の朗読とマイムのために作曲された付随音楽。ドビュッシーが以前に書いた ビリティスの3つの歌 とは別の詩が選ばれています。2本のフルート、2台のハープとチェレスタという編成のために書かれましたが、この企画は実現には至らず、草稿のまま残されました。チェレスタのパートは紛失してしまいましたが、後にピエール・ブーレーズがこれを復元。しかし当録音ではアルテュール・オエレによる復元校訂版によっています。なお この詩集は「サッポー (サッフォー) と同時代の女流詩人ビリティスによる詩をギリシア語から翻訳した」として発表されましたが、まったくの嘘だったとのことです。企画が実現しなかったのはそのことが関係するのでしょうか。当アルバムはフランスの女優ドヌーヴの朗読も話題になりました。