ケテルビー名曲集 (14曲) シャープレス,ロビンソン= (外DECCA)
曲目・演奏者
●ケテルビー:
[1] 僧院の庭で, [2] ウェッジウッドの青, [3] 中国の寺院の庭で
[4] 心の奥深く, [5] 楽しいハムステッド地区, [6] ペルシャの市場にて
[7] ファントム メロディ, [8] 牧場を渡る鐘, [9] エジプトの秘境で
[10] 家路につく疲れた農夫, [11] 夏の日に過行く嵐
[12] 青きハワイの海で, [13] 月の光に, [14] 栄誉ある王冠とともに (行進曲)
■[1-9]ロバート・シャープレス指揮 ロンドン新so [1,3,6]合唱団
[10-14]スタンフォード・ロビンソン指揮 ニューso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {STE, MONO/ ADD} DECCA*452 987-2
発売:97年/録音:[1-9]1959, [10-14]54年/収録時間:74分
△ザ ワールド オヴ・シリーズ △ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY PMDC
コンディション
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-/ シワ少しあり
◇プラケース:A-〜B+
録音データ・その他
☆[1-9]1959,[10-14]1954年録音。[10-14]はモノーラル。
−アルバート・ケテルビーはイングランドの作曲家, 音楽ディレクター (1875-1959)。11歳で王立バーミンガム音楽院 (の前身) に入学し、13歳で初の本格的な作品 ピアノ・ソナタを作曲するなど 神童ぶりを発揮しました。その後 ロンドン・トリニティ カレッジ オヴ ミュージックに入学してさらに研鑽を積み、16歳でウィンブルドンのセイント ジョン教会のオルガン奏者に。しかしその後 一転してヴォードヴィル劇場の音楽監督となり、作曲したミュージカルが大当たり。本格的な室内楽や協奏曲を作曲するも出版までには至らず、評判となったのはもっぱら大衆向けの音楽であったことから、放送局やレコード会社など 当時の新しいメディアでの音楽ディレクターとして活躍しました。そんな中 1912年 (37歳) の時に書いた「ファントム メロディ」が大ヒット。以後 描写的でムーディーなセミ・クラシックで名声を不動のものにしました。特に「ペルシャの市場にて」に代表されるようなエキゾチックなムードの音楽が現在も人気です。
−ロバート (ボブ)・シャープレスはイギリスの指揮者, 作曲家, バンドリーダー (1913-87)。1950〜60年代にセミ・クラシックやムード音楽のジャンルで多くの録音をおこないました。その後はテレビや映画のための音楽で活躍したとのことです。演奏はムーディーであるとともに活力があって楽しい。特に[5]「楽しいハムステッド地区」のはっちゃっけっぷり。町の賑やかさが活写されています。この曲 後半でベルリオーズの「ラコッツィ行進曲」の一節が副旋律で引用されるのも面白い (そのすぐ後に主旋律で現れるメロディ 何でしたっけ…)。1959年録音とは思えない音質の良さも魅力です。−ロビンソン指揮の5曲も珍しくて興味深いもの。[12]ではスチールギターが用いられます。[14]は大英帝国時代を思わせる輝かしい行進曲風。
−余談ながら小学5年の時に音楽授業で聞いた「ペルシャの市場にて」に感激したことが、私がクラシック音楽を好きになったきっかけ。その後 商売にすることになったのですから感慨深いものがあります。
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