ヴェルディ：椿姫　Cクライバー＝； コトルバス(S) ドミンゴ(T) 他 （外DG・2CD）

曲目・演奏者

●ヴェルディ：
「トラヴィアータ」全曲

■イレアナ・コトルバス(S：ヴィオレッタ)　プラシド・ドミンゴ(T：アルフレード)　シェリル・ミルンズ(Br：ジェルモン)　ステファニア・マラグー(MS：フローラ) 他
　カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立o　同cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} DG＊415 132-2 (2枚組)
　発売：--年／録音：1976, 77年／収録時間：64+46分
△紙箱付き(3.2センチ)　△大判ブックレット付き(180ページ)　△伊語詞・独英仏訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY PMDC
△ディスクトレイにCD保護マット接着

コンディション

◇ディスク：1)B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ)，2)B/ スリキズ部分的にあり(横方向・強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ 表紙両面に小シワ少しあり･スレ線あり
◇プラケース：B+　◇紙箱：B/ 線キズ部分的にあり 角に小さな傷みあり 軽い色あせあり

録音データ・その他

☆1976. 5，1977. 1, 6 ミュンヘンにおける録音。(P) ハンス・ヒルシュ、(E) クラウス・シャイベ。
−クライバーの天才を世界に知らしめた1970年代、壮年期におこなわれた一連の録音のうちの1組。オペラでは「魔弾の射手｣，｢こうもり」に続く3作目でした。バイエルンのオケとは思えないような鋭い音がさく裂。ただし速いテンポで鋭利なダイナミズムを優先し歌をないがしろにすることはなく、歌手にしっかりと歌わせています。−コトルバスは従来のイタリア的な歌とは異なるものの、細かいヴィヴラートを伴う少女のようなかわいい声質をほの暗く、はかなく響かせ、見事な薄幸のヒロイン像を作り上げています。
−余談ながら、高校の時にこの録音のLPを購入したのですが、第1幕の終わり (ちょうど第1面の終わり)、ヴィオレッタのアリアの最後の音 (コトルバスの高音) で音がビリつくのに難儀していました。後年 CDで買い直し、音がビリつかないことにCDの便利さを実感したのを思い出します。