モーツァルト：魔笛 (台詞省略版)　クレンペラー＝PO； ヤノヴィッツ(S) 他 （CMS769971・2CD）

曲目・演奏者

●モーツァルト：
「魔笛」K.620 全曲 (セリフ省略)

■ニコライ・ゲッダ(T：タミーノ)　グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S：パミーナ)　ヴァルター・ベリー(Br：パパゲーノ)　ゴットロープ・フリック(Bs：ザラストロ)　ルチア・ポップ(S：夜の女王)　フランツ・クラス(Bs：弁者)　ルート- マルグレット・ピュッツ(S：パパゲーナ)　ゲアハルト・ウンガー(T：モノスタトス)　エリーザベト・シュヴァルツコップ，クリスタ・ルートヴィヒ，マルガ・ヘフゲン(S, S, MS：3人の侍女) 他
　オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニアo　同cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊CMS 7 69971 2 (2枚組)
　発売：89年／録音：1964年／収録時間：63+71分
△独語詞・英訳掲載　△ディスク＝Made in Switzerland　△ディスク中心部＝アルミ蒸着タイプ

コンディション

◇ディスク：1)B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向＊動作確認済) 外縁にスリキズ少しあり(強め)，2)A-/ 小スリキズ少しあり 外縁にスリキズ少しあり(強め含む) / レーベル面に薄汚れあり
◇ブックレット：B/ シワ部分的にあり(強め含む) 白地部分に変色あり
◇プラケース：B+〜B　◇バック・インレイ白地部分に変色あり

録音データ・その他

☆1964. 3, 4 ロンドン・キングズウェイ ホールにおける録音。(P) ピーター・アンドレイ、(E) ロバート・グーチ。
−クレンペラーによるモーツァルト4大オペラ録音第1作。武骨で骨太の演奏で、メルヘン感は薄れ、道徳劇のような雰囲気がユニーク。セリフなしにしたのもそういう意図があったのでしょう。今も色褪せず、魅力を放っています。−当時の若手を中心に起用した歌手陣も魅力。特にポップはこの前年、ブラチスラヴァ歌劇場でクレンペラーの指揮による「魔笛」の夜の女王役でデビューを果たし、同年にウィーン国立歌劇場と契約していたところ。のちにリリック・ソプラノで活躍する彼女ですが、デビュー当時はコロラトゥーラでした。−また3人の侍女に大物歌手を揃えているという、セッション録音ならでは、EMI録音ならではの豪華さも聞きものです。