ロッシーニ序曲集 (7曲)　パターネ＝バンベルクso （外RCA）

曲目・演奏者

●ロッシーニ：序曲集
[1]「どろぼうかささぎ｣， [2]「アルジェのイタリア女」
[3]「ウィリアム・テル｣， [4]「セミラーミデ｣， [5]「ブルスキーノ氏」
[6]「イタリアのトルコ人｣， [7]「絹のきざはし」

■ジュゼッペ・パターネ指揮 バンベルクso

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} RCA (BMG)＊74321 74248 2
　発売：00年／録音：1987年／収録時間：60分
△LES CLASSIQUES シリーズ　△二ツ折のジャケット (ライナーノートなし)
△ディスク＝Made in the USA

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ スリキズ少しあり
◇ジャケット：B+〜B/ 強いツメ咬み痕あり(右下) 小口側端に小シワ少しあり(強め)
◇プラケース：A-

録音データ・その他

☆1987. 11 バンベルク・ドミニカーナバウにおける録音。(P) ヴォルフガング・シュライナー、(E) ヘルベルト・フリューバウアー。
−1989年5月、バイエルン国立歌劇場で「セビリアの理髪師」を上演中に心臓発作で倒れ、そのまま急死したパターネ。1988年 彼の代表的録音ともいえる「セビリアの理髪師」(ヌッチ、バルトリ 他) をDECCAに録音しますが、これはその前年、ホルスト・シュタイン時代のバンベルク響を指揮した、EURDISCへの興味深い録音です。パターネのこうした管弦楽作品集は他にほとんどないのではないでしょうか。−演奏は実に素晴らしいもの。喜劇的な側面や軽妙さを強調したものでなく、軽く見られがちなこれらの曲にも真正面から対しています。[3]の第1曲「夜明け」なんかもなんとも味わい深い。シンフォニックで堂々として、かといって重すぎず、引き締まった響き、推進力があって力強く、内容豊か。バンベルク響の幾分渋い響きも合っていると言えるかもしれません。