スメタナ，スーク管弦楽曲集　クーベリック＝チェコpo （SU1911）

曲目・演奏者

●[1] スメタナ：｢リチャ−ド三世」Op.11
[2]　同 ：｢ワレンシュタインの陣営」Op.14
[3]　同 ：｢ハーコン・ヤルル」Op.16
[4] スーク：愛国的三部作 Op.35
〔1. ｢聖ヴァーツラフ」(コラール) の主題による瞑想曲 Op.35a (弦楽オケのための)，2. 死せる勝者のための伝説曲 Op.35b (大オーケストラの記念碑)，3. 祖国新生に向けて (ソコル祭典行進曲) Op.35c〕

■ラファエル・クーベリック指揮 チェコpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ AAD} SUPRAPHON＊SU 1911-2 001
　発売：95年／録音：[1-3]1943, [4]48年／収録時間：68分
△ディスク＝MADE IN THE CZECH REPUBLIC / ディスクに SONOPERSS 刻印あり
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ・強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+

録音データ・その他

☆[1-3]1943. 12 録音場所不明，[4-6]1948. 6 プラハ・ドモヴィナ スタジオにおける録音。(E) [4-6]フランチシェク・ブルダ。
−1942年 ヴァーツラフ・ターリヒがナチス政権に反抗して解任されたことにより クーベリックがチェコ・フィルの首席指揮者に就任。その時代の貴重な録音です。しかし大戦終結後の1948年2月 チェコスロバキア共産党を中心とした政権が成立。チェコの共産化に反対したクーベリックは同年 エディンバラ音楽祭へ参加するために渡英したのをきっかけにイギリスへに亡命しました。スークの愛国的三部作[4]は共産党政権樹立後の録音。愛する故国、チェコ・フィルを去ることを考えながら 複雑な思いで指揮したのはないでしょうか。