ブルックナー:交響曲第8番 マゼール=BP (CDS749990・2CD)
曲目・演奏者
●ブルックナー:
交響曲第8番 (ノーヴァク1890年版)
〔第1, 2楽章 § 第3, 4楽章〕
■ロリン・マゼール指揮 ベルリンpo
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} EMI*CDS 7 49990 2 (2枚組)
発売:90年/録音:1989年/収録時間:31+50分
△ディスク=Made in W. Germany / SONOPRESS刻印あり
コンディション
◇ディスク:1)A〜A-/ 外縁に小スリキズ少しあり,2)A-/ 小スリキズ少しあり・外縁に小スリキズ少しあり(強め含む)
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(内部に強いシワあり) 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
◇フロント・インレイにシワ少しあり(強め) バック・インレイ背表紙白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆1989. 6 ベルリン・フィルハーモニーにおける録音。(P) デイヴィッド・グローヴズ、(E) マイケル・シーディ。
−1988年録音の第7番に続く同コンビによるブルックナー。ベルリン・フィルとはこの2曲のみですが、マゼールは1999年ライヴでバイエルン放送響とブルックナー交響曲全曲を録音しました (BR KLASSIK)。−ところで1989年 マゼール&ベルリン・フィルといえばいわくつき。カラヤンとベルリン・フィルは「ザビーネ・マイヤー事件」以降 溝が深まっており、カラヤンは死去直前の1989年4月 ベルリン・フィルを辞任。この録音はその2か月ほど後のものということになります。マゼールは時期常任指揮者確実と目されていたため、おそらく友好的な関係のなかの録音だったでしょう。ひょっとするとベルリン・フィルとのブルックナー・シリーズを続ける予定だったのかもしれませんが、楽団員の投票の結果、1990年 クラウディオ・アッバードが就任。マゼールはショックを受け、その後 9年ほどベルリン・フィルを振ることはありませんでした。
−この演奏に関して、国内盤のライナーノートの長木誠司氏は、マゼールはブルックナーでは個性的ではないと書かれていましたが、なかなかどうして。基本的にクールながら、金管の派手な吹奏 (時にちょっとエキセントリック) で不気味に盛り上がり、ユニーク。マゼールらしいブルックナーを聞くことができます。
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