ヴェルディ,シベリウス:弦楽四重奏曲 ジュリアードSQ (SK48193)
曲目・演奏者
●[1] ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調
[2] シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調 Op.56「内なる声」
■ジュリアードSQ〔ロバート・マン,ジョエル・スミルノフ,サミュエル・ローズ,ジョエル・クロスニック〕
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} SONY*SK 48 193
発売:92年/録音:[1]1989, [2]90年/収録時間:56分
△ディスク=Made in Austria △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:A-/ 小キズわずかにあり
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
録音データ・その他
☆[1]1989. 10 ニュー ジャージー:プリストン大学・アレグザンダー ホール,[2]1990. 5 ワシントンDC・国会図書館クーリッジ ホールにおける録音。(P) ゲイリー・シュルツ、(E) [1]バド・グレアム,[2]ケヴィン・P. ブートート。
−[1]も魅力的ながら、[2]はそれ以上の佳作。1908年から1909年にかけて作曲したもの。シベリウスの弦楽四重奏曲としては4番目ですが、他の3曲が学生時代の作でほとんど演奏されないため、第4番とは呼ばれず、一方で「内なる声 (Voces Intimae)」という表題を持っています。「親愛なる声」という訳もありますが、健康問題など作曲当時の不安な感情が反映された内省的な作品と言う評が正しいとすると、「内なる声」がよりよいようです。5楽章からなり、第3楽章が緩徐楽章。暗く物悲しいムードが強く、舞曲風の第4楽章: Allegrettoも ma pesante (しかし重々しく) と注釈があります。−快活な第2楽章: Vivaceの開始は 交響曲第5番の終楽章などを開始を思わせる細かいさざ波のようなフレーズ。シベリウスを感じる場面です。そして終楽章: Allegroは短い曲ながら せわしなく動く息せき切ったような動きが印象的なドラマティック。弦楽合奏でアンコールピースになりそうな面白さがあります。
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