大澤壽人:ピアノ協奏曲第3番,交響曲第3番 サランツェヴァ(p) Dヤブロンスキー=ロシアpo (NAXOS)

メイン画像:大澤壽人:ピアノ協奏曲第3番,交響曲第3番 サランツェヴァ(p) Dヤブロンスキー=ロシアpo (NAXOS)ジャケット写真

商品番号:8557416J

  • 通常価格:500円(内税)

曲目・演奏者

●大澤壽人:
[1] ピアノ協奏曲第3番 変イ長調「神風」(1938)
[2] 交響曲第3番 (1937)

■[1]エカテリーナ・サランツェヴァ(p) [1,2]ドミトリ・ヤブロンスキー指揮 ロシアpo

ディスク・データ

CD// 国内仕様盤 {DDD} アイヴィー−ナクソス*8.557416J
 発売:04年/定価:オープン価格/録音:2004年/収録時間:64分
△海外盤に長オビを附したもの △日本語ライナーノート掲載 △ライナーノート:片山杜秀

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B〜B-/ おもて面に小ヒビ1ヶ所あり
◇長オビ:A-〜B+/ ツメ咬み痕少しあり / ミシン目に折れクセあり

録音データ・その他

☆2003. 10 モスクワにおける録音。
−大澤壽人 (おおさわ ひさと) は神戸市出身の作曲家、指揮者 (1906- 53)。アメリカに渡り、ボストン大学、ニュー イングランド音楽院に入学し、ピアノ, 対位法, 作曲, 管弦楽法を学びました。1934年 フランスに渡って エコール ノルマル音楽院に入学し、ポール・デュカスやナディア・ブーランジェに師事。その間に発表した作品は高い評価を得ました。1936年 日本に帰国し、世界の最先端の音楽を学んだ作曲家・指揮者として活躍。戦後はセミ・クラシックの楽団 大阪ラジオシンフォネットを組織するなど、ラジオ、テレビ、あるいは映画を通じて音楽活動をおこないましたが、1953年 脳溢血のため47歳の若さで亡くなりました。−その作品はとんどが忘れ去られていましたが、ピアノ協奏曲第3番「神風」が2003年2月 東京で野平一郎の独奏により、初演後65年ぶりに蘇演。同年 当アルバムが制作され、音楽ファンにその名を広く知られることとなりました。なお大澤が神戸女学院大学音楽科で教鞭を執っていたことから、当アルバムの制作には同校が協賛しています。−第二次大戦前の日本でこのようなモダンなクラシック音楽があったとはと驚かされます。[1]は軍楽調ではありません。その第2楽章はサキソフォンで開始されますが、独特のムード。ジャズの影響もあるようですが、日本の伝統音楽も感じさせます。

商品番号:8557416J

  • 通常価格:500円(内税)