モーツァルト:5つのディヴェルティメント K439b,12の二重奏曲 プリンツ, シュミードル(cl) 他 (POCG2420・2CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] 5つのディヴェルティメント 変ロ長調 K.439b (Anh.229)
〔第1〜3番 § 第4, 5番〕
[2] 12の二重奏曲 K.487 (496a)
■アルフレート・プリンツ,ペーター・シュミードル([1]cl, [2]バセットhrn) [1]ディートマル・ツェーマン(fg)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Po−DG*POCG-2420〜1 (2枚組)
発売:91年/定価:4000円/録音:[1]1978, [2]79年/収録時間:59+52分
△ライナーノート:先原章仁
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 小スリキズ少しあり,2)A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇オビなし
録音データ・その他
☆[1]1978. 12 ローゼンヒューゲル・スタジオ,[2]1979. 3 ムジークフェライン・ブラームスザール (以上ウィーン) における録音。(P) ヴェルナー・マイヤー、(E) ギュンター・ヘルマンス。
−[1]は自筆譜が早い時期に失われており、謎の多い作品。楽器編成、全曲の構成、曲のタイトルさえも確実なことは不明です。 全曲の出版は1813年 ジムロック (ボン) からで「6つのセレナード」というタイトルで、楽器編成はクラリネット2, ファゴット1と任意のホルン2。ただしホルンのパートは稚拙とのことで、現在 ホルン入りで演奏されることがないのでしょう。また第6番はモーツァルトのオペラから編曲されたもので、おさまりのいい6曲セットにするため別人が追加したと考えられています。そのためここでは5曲を演奏しています。
−[2]は第1, 3, 6曲のみ自筆譜が残っています。そこに「1786年, ウィーンにて, ケーゲルシュタットをしながら」と書かれているため「ケーゲルデュエット」と呼ばれています。ケーゲルシュタット (九柱戯) とはボーリングのもととなった遊びです。自筆譜には楽器の指定がなく、ケッヘルはヴァイオリン二重奏としましたが、その後 バセットホルンとされ、当演奏はそれに基づき演奏されたものです。現在はホルン奏者ロイトゲープのために書かれたとされているとのこと。九柱戯に興じている時に即興的に作曲したものらしく、12曲ともどれも短い曲です (7曲はわずか16小節のみ, 最長で55小節)。
−ウィーン・フィルのメンバーによる演奏です。ソロ奏者としても活躍したプリンツのウィーン・クラリネットのツーンとした独特の音色が充分に堪能できるアルバム。昔ながらの素朴さも感じられ 優雅。極端な表現はなく常識的ではあるものの、モーツァルトの音楽の機微をしっかりととらえ、音楽の豊かな表情を鮮やかに表現しています。
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