Rシュトラウス：家庭交響曲，余禄　プレヴィン＝WP，グラフマン(p) （DG）

曲目・演奏者

●R. シュトラウス：
[1] 家庭交響曲 Op.53
[2] 家庭交響曲余禄 (パレルゴン) Op.73

■アンドレ・プレヴィン指揮 ウィーンpo　[2]ゲイリー・グラフマン(p)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DG＊449 188-2
　発売：96年／録音：1995年／収録時間：64分
△4Dオーディオ・レコーディング　△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY PMDC

コンディション

◇ディスク：B+/ スリキズ部分的にあり(少なめ / 横方向含む / 強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+/ 小シワ部分的にあり(強め含む) / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ部分的にシワあり, 白地部分に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆1995. 11 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。(P) ヴェルナー・マイヤー、(E) G. フォン シュルツェンドルフ，R. シュミット。
−「ばらの騎士」組曲 他に続くプレヴィン&ウィーン・フィルのDGへのR. シュトラウス第2作でした。プレヴィンとウィーン・フィルの相性の良さが感じられる魅惑の演奏。プレヴィンは手綱を強く引かず、ウィーン・フィルの優美で艶やかな音色を存分に鳴らして、豊麗にしてゴージャスな演奏を聞かせてくれます。｢ばらの騎士」でも聞いているような気にもなりますが、とにかく美しく、麗しく、文句つける気もなくなってしまいます。
−[2]はラヴェルのピアノ協奏曲のエピソードで有名な、パウル・ヴィットゲンシュタインのために書かれ、彼によって初演されたもの。単一楽章で、腸チフスにより重体に陥った息子フランツをめぐる体験がテーマとなっており、家庭交響曲のこどもの主題が引用されています。−私は当アルバムでこの曲の存在を知ったと思います。ケンペ&SKDが録音していましたが、ひょっとするとディジタル初録音なのかもしれません。