プッチーニ:ボエーム トスカニーニ=NBSso; アルバネーゼ(S) 他 (BVCC7048・2CD)
曲目・演奏者
●プッチーニ:
「ボエーム」全曲
■リチア・アルバネーゼ(S:ミミ) ジャン・ピアース(T:ロドルフォ) フランチェスコ・ヴァレンティーノ(Br:マルチェッロ) ジョージ・チェハノフスキー(Br:ショナール) ニコラ・モスコーナ(Bs:コッリーネ) アン・マックナイト(S:ムゼッタ) サルヴァトーレ・バッカローニ(T:ブノワ) 他
アルトゥ−ロ・トスカニーニ指揮 NBCso 合唱団,少年合唱団
ディスク・データ
CD// 国内盤 {MONO/ ADD} BMG−RCA*BVCC-7048〜49 (2枚組)
発売:91年/定価:3600円/録音:1946年/収録時間:48+46分
△トスカニーニ・コレクション △解説書と歌詞対訳書が別でプラケース内収納
△ライナーノート:ハーヴィー・ザックス (和訳), 永竹由幸
コンディション
◇ディスク:1)A,2)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり / 白地部分に変色あり(軽め) / 薄汚れ少しあり
◇歌詞対訳書:B〜B-/ 下辺部分に横直線状の強いシワあり, その他シワあり / 白地部分に軽い変色あり / 薄汚れ少しあり
◇プラケース:B+ ◇フロント&バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
◇オビ:B+〜B/ シワ部分的にあり / 薄汚れ少しあり
録音データ・その他
☆1946. 2 NY・NBC8Hスタジオにおける録音。
−「ボエーム」初演者トスカニーニによる演奏。演奏会形式の上演です。1896年初演ですので、ちょうど50年後の演奏ということになります。ハーヴィー・ザックスによる解説が大変面白い。プッチーニはトスカニーニを不快と感じ 仲が悪くなったこともあったようですが、「ボエーム」の初演指揮をつとめることになったトスカニーニ。その熱心なリハーサルを見て感激し、最後にはトスカニーニを大絶賛するようになったとのこと。初演は成功ではなかったようですが、次第に評判となり、トスカニーニは1シーズンで23回も「ボエーム」を指揮したとのことです。その後も「西部の娘」 「トゥーランドット」の初演、あるいはその他の作品の上演をおこなってプッチーニのオペラの紹介に努め、ふたりは長く親友関係を保ったとのことです。−50年後におこなわれたこの演奏についてザックスは「最も軽快で、最も悲劇的で激しい『ボエーム』」と評していますが、言いえて妙。甘ったるさのない、キリリとした演奏です。−ロドルフォ役のピアースによれば、この時 トスカニーニは涙を流していたとのこと。演奏会形式で歌手がトスカニーニの前に陣取る形であったため、指揮者が涙する様子が見えたわけです。トスカニーニの心中に去来したものはどんなことだったのでしょうか。ところで演奏にはトスカニーニの鼻歌が付きまといます。微笑ましくもあり、邪魔なようでもあり。これも演奏会形式のため、歌手用のマイクが拾ってしまったのでしょう。
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