モーツァルト:ポントの王ミトリダーテ ハーガー=MOS; ホルヴェーク(T) 他 (POCG2250・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「ポントの王ミトリダーテ」K.87 全曲
■ヴェルナー・ホルヴェーク(T:ミトリダーテ) アーリン・オジェー(S:アスパージア) エディタ・グルベローヴァ(Ms:シーファレ) アグネス・バルツァ(MS:ファルナーチェ) イレアナ・コトルバス(S:イズメーネ) ダーフィッド・キューブラー(T:マルツィオ) クリスティーネ・ヴァイディンガー(S:アルバーテ)
レオポルド・ハーガー(指揮, cemb) ザルツブルク・モーツァルテウムo アロイス・アイクナー(hrn)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} Po−DG*POCG-2250〜2 (3枚組)
発売:91年/定価:6500円/録音:1998年/収録時間:75+69+49分
△歌詞対訳掲載 △海老沢敏, 福本健一
コンディション
◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ少しあり,2)B/ スリキズ少しあり(円周状, とぎれとぎれ / 強め),3)B/ スリキズ部分的にあり(横方向)*2,3)動作確認済
◇ブックレット:B+/ 表紙両面にシワ部分的にあり(強め含む), 線キズ少しあり, 小汚れわずかにあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇背表紙部分上部の黄色地部分に色あせあり(両方) ◇オビなし
ディスク・データ
☆1977. 1 ザルツブルク・モーツァルテウムにおける録音。(D) ゴットフリート・クラウス、(E) ヨーゼフ・スラトコ。
−1770年、14歳のモーツァルトがボローニャ、ミラノで作曲した初のオペラ・セリア。アナトリア半島 (現在のトルコ) のポントスの王ミトリダテス6世 (BC120- BC63年) を題材としたドラマです。25曲の歌はほとんどアリアで、ドラマ進行はレチタティーヴォでおこなう当時のオペラ セリアの形。さすがに後年のような登場人物の感情の変化を細かく表現する天才的なアンサンブルの妙はありませんが、到底14歳とは思えない管弦楽法でドラマティシズムを表現しており、聞き応え充分です。たとえば緩急繰り返す構成によるドラマティックなアスパージアのアリア「胸を締め付ける」(第14曲)、冒頭の勇壮な管弦楽が交響曲第25番の冒頭そっくりなミトリダーテのアリア「最後の運命に向かって行く」(第20曲)、あるいは第24曲のファルナーチェのアリアの前のレチタティーヴォの劇的効果なんかにも驚かされます。
−演奏は豪華な女声陣が揃っているのが大いなる魅力。オジェー、グルベローヴァ、バルツァ、コトルバスという往年の名歌手たちの若き日の競演です。特にミトリダーテの息子シーファレをグルベローヴァが歌っているのは嬉しいところ。ホルン・オブリガートつきの美しいアリア「愛する人よ あなたから遠く離れ」(第10曲) 、恋人アスパーシアとの二重唱「わたしがもう生きていられず」(第16曲)、緊張感溢れる「非情な運命の厳しさが」(第22曲) などで美しいコロラトゥーラを聞くことができます。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください