マスネ：マノン　ルーデル＝NPO； シルズ(S) ゲッダ(T) スゼー(Br) （CMS769831・3CD）

曲目・演奏者

●マスネ：
「マノン」全曲　(第3幕第1場 代替音楽収録)

■ビヴァリー・シルズ(S：マノン)　ニコライ・ゲッダ(T：デ グリュー)　ジェラール・スゼー(Br：レスコー)　ガブリエル・バキエ(Br：デ グリュー伯爵)　ニコ・カステル(T：ギヨー)　ミシェル・トランポン(Br：ド ブレティニ) 他
　ユリウス・ルーデル指揮 ニュー フィルハーモニアo　アンブロジアン・オペラcho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊7 69831 2 (3枚組)
　発売：88年／録音：1970年／収録時間：72+64+51分
△仏語詞・英訳掲載　△ディスク＝Made in USA　△原盤：MCA

コンディション

◇ディスク：1)A-/ 黒点1点あり，2)A-/ 小スリキズ少しあり，3)A-/ 外縁にスリキズあり
◇ブックレット：A〜B+/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+　◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め) / 背表紙赤色地に軽い色あせあり

録音データ・その他

☆1970. 7 ロンドン・EMIスタジオにおける録音。(P) M. ウィリアムソン，M. ガーデナー、(E) ロバート・J. グーチ，A. スティーヴンス。
−主役3人が見事。シルズはコロラトゥーラ・ソプラノの実力を発揮しながら、マノンらしいコケットリーと感情の機微を表現しています。ゲッダも好調ですが、なんといってもスゼー！ フランス歌曲で多くの名盤を残すフランス随一の名バリトン スゼーのオペラ録音ということで貴重なだけでなく、滑らかで美しい発声、上品な中に官能性のあるダンディな魅力がレスコー役で聞くことができます。−ルーデルの指揮はマスネらしい色彩的で夢幻的な雰囲気を生かすとともに、メリハリを効かせた指揮ぶり。ただしフォルテがいやに派手で賑やかなのが難点。録音の加減もありそうです。−最後に第3幕第1場の代替音楽が収録されています。マノンの名アリア「女王のように歩けば」がアンコールとして聞けます。