{SACD-HYBR} ヴィヴァルディ:四季 他 ゲーデ(vn) ライスキ=ポーランド室内po (S163)
曲目・演奏者
●ヴィヴァルディ:
[1] ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8-1〜4
[2] ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.12-1, RV.317
[3] 同 変ホ長調 RV.257
■ダニエル・ゲーデ(vn) ヴォイチェフ・ライスキ指揮 ポーランド室内po
ディスク・データ
SACD-HYBR// 海外盤 {DDD} TACET*S 163
発売:08年/録音:2008年/収録時間:60分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD SURROUND)
△バック・インレイに Made in Germany と記載
コンディション
◇ディスク:B〜B-/ スリキズあり(長め)
◇ブックレット:A-
◇プラケース:B+
録音データ・その他
☆2008年 ポーランド・ソポトにおける録音。(P, Rec) アンドレアス・シュプリアー、(Rec) ローランド・キストナー。
−ダニエル・ゲーデはドイツ・ハンブルク出身 (1966- )。16歳でドイツの国内コンクールに優勝、1986年 クラウディオ・アッバード主宰のヨーロッパ・ユース管に入団しコンサートマスターをつとめました。1990年 ロンドンのカール・フレッシュ国際コンクール入賞。1991年からベルリン芸術大学で教鞭をとった後、1994年から2000年までウィーン・フィル 及び ウィーン国立歌劇場管のコンサートマスターをつとめました。1994年のウィーン国立歌劇場公演の時に初来日し、東京に1か月ほど滞在してカルロス・クライバーの「バラの騎士」を含む5作品を演奏。翌年にはウィーン・フィルと来日したとのことです。現在はソリストとしての活動のかたわらベルリン・バロック・ゾリステンの音楽監督をつとめ、ゲーデSQ、ウィーン・ヴォルフ三重奏団、ウィーン・ピアノ五重奏団などの室内楽活動を活発におこなっています。1995年の阪神淡路大震災では10年間にわたり神戸を訪れて演奏を続け、2011年の東日本大震災以降はボランティアとして毎年東北の被災地で演奏活動をおこなっているとのことです。相当の親日家なのでしょう、日本語によるオフィシャルサイトがあります。なお弟のセバスティアンもハンブルクのNDRエルプ・フィルなどで活躍 (現在は退団)。ゲーデSQのチェロを担当しています。−ヴォイチェフ・ライスキはポーランドの指揮者 (1948- )。ソポト・ポーランド室内フィルの創設者で、芸術監督をつとめています。オケ・メンバー掲載。弦五部5-5-2-2-1。チェンバロはゲスト ヴィエスワヴァ・フランコフスカ。
−ゲーデの録音がTACETにあり、しかもポーランドのオケとの共演とは意外な気がします。しかもジャケット・デザインはゲーデをフィーチャーしていないとは…。ゲーデはさすがにウィーン・フィルのコンマスだっただけあって品のある音色ですが、ピリオド・スタイルを取り入れており (イタリアのラディカルなスタイルを思い起こさせます)、鋭角的なフレージングなどの大胆なアイディアを盛り込んでいます。ライスキ&ポーランド室内フィルもしっかり応戦。[1]ではモダン・スタイルとの折衷という感じがしますが、[2,3]ではよりピリオド・スタイルに傾いています。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください