ハリエット・コーエン(p) <忘れじの女性ピアニストたち> (YMCD1066)

メイン画像:ハリエット・コーエン(p) <忘れじの女性ピアニストたち> (YMCD1066)ジャケット写真

商品番号:YMCD1066

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曲目・演奏者

●[1] バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 BWV.1052
[2] バックス:「朝の歌 (サセックスの5月)」
[3] モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K.330 (第10番)
[4] ヴォーン・ウィリアムズ:讃歌の前奏曲 (ギボンズによる)
[5,6] ショパン:練習曲第25番ヘ短調, 同 第27番 変イ長調 (以上3つの新しい練習曲より)
[7] ファリャ:アンダルーサ (スペインの小品集より 第4曲)
[8] コーエンのナレイション 〜 トゥリーナ:誘惑の踊り (5つのジプシーの舞曲 Op.55 より)

■ハリエット・コーエン(p)
[1]ワルター・ズスキント指揮 フィルハーモニアo [2]マルコム・サージェント指揮 o

ディスク・データ

CD// 国内盤 {MONO/ ADD} 山野楽器−エンジェル*YMCD-1066
 発売:98年/定価:1890円/録音:1932〜47年/収録時間:64分
△忘れじの女性ピアニストたち第5集 △ライナーノート:谷戸基岩
△オビはプラケースにセロテープ (艶消しタイプ) で貼り付け

コンディション

◇ディスク:A〜A-/ 外縁に小スリキズわずかにあり
◇ブックレット:B+〜B/ シワ部分的にあり(強め含む) / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B ◇オビ:B/ 背表紙の色地部分に色あせあり / 裏面にあたる部分に縦方向のシワあり / 波うちあり / 薄ハゲ少しあり

録音データ・その他

☆[1]1946. 8,[2]1947. 2,[3]1932. 5,[4]1947. 12,[5,6]1943. 4,[7]1943. 2 録音。[8]不明 (放送用録音)。
−コーエンはロンドン生まれ、イギリスのピアニスト (1895- 1967)。ユダヤ系。王立音楽アカデミーで名教師 トバイアス・マッセイにピアノを師事。作曲を含む数多くの科で優秀な成績を修めて卒業し、1914年 クイーンズ ホールでデビュー・コンサートをおこないました (あるいは1920年 ウィグモア ホール?)。その後 世界の有名音楽祭などに出演。まずはバッハの名手として知られましたが、その後 イギリス音楽への貢献で知られるように。ヴォーン・ウィリアムズのピアノ協奏曲の世界初演、エルガーのピアノ五重奏曲を作曲者自身の監修で録音するなどしました。コーエンのために曲を書いた作曲家も数多く、特に彼女の愛人でもあったアーノルド・バックスはピアノ曲の大半を献呈しています。他にもバルトークが「ミクロコスモス」の最後の6曲 (ブルガリアのリズムによる6つの舞曲) をコーエンに献呈しました。1948年 コーエンは右手の自由を失いましたが、その後 左手のピアニストとして活動。しかし左手は回復しないまま1960年に引退しました。−左手のピアニストとなってしまったこともあって残された録音は多くなく、日本での知名度は限定的ながら、生前は有名な音楽学者 アルフレート・アインシュタインにも絶賛されたとのこと。また2000年代 コーエンの生涯を舞台化したミュージカル「最愛のターニア」が作られたといいますから、ピアニストとしてだけではなく、華やかなタレント性を誇った女性であったのでしょう。
−当アルバムは1978年 英EMIから発売されたLPのCD化とのことです。

商品番号:YMCD1066

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