バッハ:三重協奏曲 他,ミューテル:ピアノ協奏曲 ベルリン古楽アカデミー (HMC901740)

メイン画像:バッハ:三重協奏曲 他,ミューテル:ピアノ協奏曲 ベルリン古楽アカデミー  (HMC901740)ジャケット写真

商品番号:HMC901740

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曲目・演奏者

●[1] バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
[2] 同 :三重協奏曲イ短調 BWV.1044
[3] ミューテル:ピアノ協奏曲 変ロ長調

■ベルリン古楽アカデミー [1]ラファエル・アルパーマン(cemb) [2]クリストフ・フントゲブルト(fl) ゲオルク・カルヴァイト(vn) ツヴィ・メニカー(fl) [3]クリスティーン・ショルンスハイム(fp) (古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} HMF*HMC 901740
 発売:01年/録音:2001年/収録時間:74分
△ディスク=MADE IN GERMANY

コンディション

◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり / 内縁にスリキズあり, 外縁にも少しあり(強め含む)
◇ブックレット:A-/ 軽い小シワ少しあり / 表紙両面に細かい薄汚れ少しあり / 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆2001. 1 ベルリン・オーバーシェーネヴァイデ・キリスト教会における録音。(P) エバーハルト・ガイガー、(E) ミハエル・グラーザー。
−[3]のヨハン・ゴットフリート・ミューテルはドイツの作曲家 (1728- 88)。リューベックで学んだのち 1747年 メクレンブルク大公の宮廷楽士となりました。1750年 バッハに師事するべく 1年間の休暇をとりライプツィヒにやってきたもののバッハは病床にあり、3ヶ月ほどして世を去ってしまいました。ミューテルはバッハの臨終に立ち会い、そしてその後9週間、後任に引き継ぐまでの間 彼が聖トーマス教会のカントル代理をつとめたとのことです。C. P. E.バッハとともに多感様式の代表として、また出版された作品で「フォルテピアノ」という用語を最初に使用したことで知られるとのことですが、残された作品は少ないようです。
−病床にあった最晩年のバッハからどれだけ学べたかはわからないものの、バッハ最後の弟子を紹介するという意図からこのカップリングなのでしょう。曲は大バッハではなく、まさしく C. P. E 風の多感様式の面白さ。そしてAAMBの演奏がスゴイ! 快速テンポと水際立ったリズム、精緻な合奏、変幻自在のフレージング、鋭いアクセント。第2楽章ではフォルテピアノとともにひしゃげた音を駆使して不穏さを表現。多感様式の知られざる曲を、まさしく多感な演奏で楽しませてくれます。[1,2]のバッハもそのようなスタイルを持ち込んでいるため、やややりすぎ感がありますが、ユニークな演奏であることには違いありません。
−AAMBメンバー掲載。vnは[1]2, [2]4, [3]8。vaは[1,2]2, [3]3, vcは[1,2]1, [3]2, cb, fg。ブックレット裏表紙にメンバー集合写真が掲載。すでにAAMBのコンサートミストレスであった日系ドイツ人 ミドリ・ザイラーが一番前で目立っていますが、当アルバムではなぜか[3]のみの参加。当アルバムのコンマスはシュテファン・マイのようです。

商品番号:HMC901740

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