バーバー,コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 他 シャハム(vn) プレヴィン(cond, p) (DG)
曲目・演奏者
●[1] バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14
[2] コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
[3] 同 :組曲「空騒ぎ」Op.11〔1. 花嫁の部屋の乙女,2. ドグベリーとヴァージェス, 夜警の行進,3. 間奏曲:庭園の場,4. 仮面舞踏会: ホーンパイプ〕
■ギル・シャハム(vn) アンドレ・プレヴィン([1,2]指揮, [3]p) [1,2]ロンドンso
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} DG*439 886-2
発売:94年/録音:1993年/収録時間:61分
△4Dオーディオ レコーディング
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY PMDC
コンディション
◇ディスク:B+/ スリキズ部分的にあり(横方向含む*動作確認済)
◇ブックレット:A〜A-/ 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽いい変色あり
録音データ・その他
☆[1,2]1993. 6 ロンドン・ヘンリー・ウッド ホール,[3]1993. 12 NY・アメリカ文芸アカデミーにおける録音。(P) [1,2]ヴェルナー・マイヤー,[3]クリスティアン・ガンシュ、(E) [1,2]ハンス- ペーター・シュヴァイクマン,[3]アンドルー・ウェドマン。
−[1,2]は第ニ次大戦前後、アメリカ人とアメリカに亡命してきた作曲家が生んだ ふたつのロマンティックなヴァイオリン協奏曲という好カップリング。ともに第2楽章の美しさが印象的ですが、特に[1]の第2楽章は、同じくバーバーの「ノックスヴィル 1915年の夏」とともにノスタルジーで胸が締め付けられる、愛着ある曲です (曲想が似ているわけではありませんが)。一方[3]は同名の劇音楽から vn&p用に編曲した組曲。昔の映画音楽を思わせる より通俗性のある気の利いた小品集です。
−[2]は初演では時代錯誤と非難されたにもかかわらず、コルンゴルトの代表作となったのはハイフェッツが弾き続けたおかげですが、近年 一気に録音が増えたように感じるのは ひょっとするとこのシャハム盤のおかげではないでしょうか。私もかつてこの盤を購入し、魅了されたクチです。−シャハムのヴァイオリンはとにかく美しい。艶やかで輝かしく、ジューシーな美音。中音域の太さも印象的。ロマンティックに夢見るように歌います。しかもテクニック抜群で、超絶技巧が求められる[1]終楽章の無窮動もバッチリです。−食後のデザートのような[3]もなかなか素敵。−コルンゴルトとプレヴィンは映画音楽畑繋がりということになりますが (しかも[2]は自身の映画音楽を引用している)、華やかで、曲のツボを心得た的確なサポートです。
- [カートに入れる] のボタンがないものは売れてしまった商品です
- This is sold only in Japan.
- 商品データの見方はこちら
- ディスク各部の名称等について
- 商品等のお問い合わせはメールにてお願いしまします。電話はご容赦ください




