モーツァルト:協奏交響曲K297b,fl&hp協奏曲 スウィトナー=SKD 他 (KICC3640)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] 管楽器のための協奏交響曲 変ホ長調 K.Anh.9 (297b)
[2] フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
■オトマール・スイトナー指揮 シュターツカペレ ドレスデン [1]アルフレート・トルクスドルフ(ob) カール・シュッテ(cl) ギュンター・シャフラート(hrn) ハインツ・ヴァプラー(fg) [2]ヨハネス・ヴァルター(fl) ユッタ・ツォフ(hp)
ディスク・データ
CD// 国内盤 {ADD} K−DS*KICC 3640
発売:14年/定価:1000円/録音:[2]1961, [1]75年/収録時間:59分
△ベスト・セレクト・クラシック1000 シリーズ △ライナーノート:志鳥栄八郎
コンディション
◇ディスク:A-/ 小キズわずかにあり
◇ブックレット:A-/ ジャケ面小口側端に小シワ少しあり
◇プラケース:A- ◇オビ:A-/ シワ少しあり
録音データ・その他
☆[1]1975. 3,[2]1961. 4 以上ドレスデン・ルカ教会における録音。
−スイトナーは1960年 シュターツカペレ ドレスデンの音楽総監督 兼 首席指揮者に就任し1964年までつとめました。つまり[2]は就任翌年の録音。[1]は1964年から1990年までつとめたシュターツカペレ ベルリン (ベルリン国立歌劇場) の音楽監督時代の録音ということになります。ふたつの演奏はスタイルが異なることに驚かされました。[2]のfl&hp協奏曲はテンポが速めで若々しく、張りと勢いがあり、またソロ奏者もオケも表現意欲に溢れています。終楽章の聞いたことのない fl&hpによる長めのカデンツァもなんと素敵なこと。一方 [2]から14年後の[1]はテンポが遅めでおっとりしていていかにも小味。ソロ奏者や弦楽の技術力もパッとしません。当時のシェフは誰なのか調べてみますとヘルベルト・ブロムシュテット就任の年ですが、1968年にマルティン・トゥルノフスキー退任後からの約7年ほどシェフは空席だったようです。その間 スイトナー、ブロムシュテットらも指揮台に立っていたと思われますが (1973年 ブロムシュテットと来日しています)、 厳しく鍛えるシェフがいなかったことが技術力低下につながったということはないでしょうか。
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