サン=サーンス:糸杉と月桂樹,誓い,交響曲第3番 プラッソン=PCT 他 (外EMI・2CD)

メイン画像:サン=サーンス:糸杉と月桂樹,誓い,交響曲第3番 プラッソン=PCT 他 (外EMI・2CD)ジャケット写真

商品番号:555584

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曲目・演奏者

●サン- サーンス:
[1] 交響曲第3番 Op.78 (オルガン付き)
[2]「糸杉と月桂樹」Op.156 §
[3]「誓い」(ブリューのドラマによる3つの交響的絵画) Op.130

■ミシェル・プラッソン指揮 トゥールーズ・キャピトルo [1,2]マティアス・アイゼンベルク(org)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} EMI*5 55584 2 (2枚組)
 発売:97年/録音:1995年/収録時間:51+33分
△スリムケース・タイプ △ディスク=MADE IN HOLLAND

コンディション

◇ディスク:2枚)A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:B/ シワあり(ジャケ面に強いシワあり) 白地部分に変色あり
◇プラケース:B+〜B

録音データ・その他

☆1995. 7 トゥールーズ・ノートル-ダム ド ラ ドラード教会における録音。(P) エティエンヌ・コラール、(E) ダニエル・ミシェル。
−サン- サーンスの珍しい管弦楽曲2曲と有名な交響曲。−[2]はサン- サーンス最晩年 (84歳) の作品 (7'03+8'39)。ヨーロッパでは一般に糸杉は死や葬送を、月桂樹は栄光を象徴する植物とされており、前年に終結した第一次世界大戦の犠牲者の鎮魂と勝利の凱歌が表現されていると考えられているとのことです。「糸杉」はオルガン独奏のみで、半音階的進行などの不安定なメロディが深い悲しみを表現。「月桂樹」になると管弦楽が加わり、明るい響きの壮大な賛歌に。交響曲第3番の第2楽章の後半を思い起こさせます。金管楽器によるファンファーレやスネアドラムによる勝利の行進曲にオルガンも加わります。[1]との組み合わせで演奏するのに面白い作品だと思いますが、それにしては演奏機会が少ないのは残念な気がします。
−[3]は1909年 モナコで初演されたウジェーヌ・ブリューの劇「誓い (あるいは 信仰)」への付随音楽からの3曲 (12'20+8'08+12'20)。上エジプト中王国を舞台とした作品で、宗教の力が社会を支配することの限界があらわされており、1905年 フランスで起こった国と教会の分断による社会不安を表現したものという指摘があるとのことです。サン- サーンスがエジプト滞在中に集めたエキゾティックなメロディの使用もさることながら、サン- サーンスらしい親しみやすいメロディによる抒情的な美しさに溢れた作品。第3曲もキャッチーなメロディが耳を捉えますが、壮大なフィナーレも聞きものです。
−ちなみに国内盤ではバラで発売されています。

商品番号:555584

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