ブルックナー：交響曲第3番　シューリヒト＝WP （CDZ252924）

曲目・演奏者

●ブルックナー：
交響曲第3番

■カール・シューリヒト指揮 ウィーンpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊CDZ 25 2924 2
　発売：91年／録音：1965年／収録時間：55分
△マイスターヴェルク・シリーズ　△ライナーノートなし (二ツ折のジャケット)
△ディスク＝Made in Germany / ディスク中心部に SONOPRESS 刻印あり
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B+〜B/ スリキズ部分的にあり
◇ブックレット：B+/ シワ・ツメ咬み痕少しあり
◇プラケース：B+〜B　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1965. 12 ウィーン・ムジークフェラインザールにおける録音。(P) ヴィクター・オロフ、(E) フランシス・ディルナット。
−同コンビはEMIに第8, 9番を録音しました。シューリヒトの第3番は オールドファンには名演奏として名高いその2作の影に隠れているようで、確かに2作と比較するとシューリヒトの表現は徹底していないようにも聞こえます。しかし小型の締まったスタイル、直裁なダイナミクスとともに、即興的な、わびさびを思わせるような恬淡とした風情は2作と同様。オケは精緻ではありませんが、人間的なのがいい。特にちょっとかすれた感じのあるフルート、ひしゃげた感じのオーボエがわびさび感を増幅させています。奏者は誰なんでしょう。第8, 9番とともに愛すべき演奏です。