コルサコワ&パドヴァーニ(vn) 2台のヴァイオリン協奏曲集 <タブラ・ラサ>(ARS38552)

メイン画像:コルサコワ&パドヴァーニ(vn) 2台のヴァイオリン協奏曲集 <タブラ・ラサ>(ARS38552)ジャケット写真

商品番号:ARS38552

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曲目・演奏者

●[1] バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043
[2] ペルト:「タブラ ラサ」(2台のヴァイオリン, 弦楽オケ, プリペアド ピアノのための二重協奏曲) (1977)
[3] ヴィヴァルディ:2台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調 Op.3-8, RV.522
[4] シュニトケ:合奏協奏曲第3番 (2台のヴァイオリン, 弦楽合奏, チェンバロ, チェレスタ, 4つのグロッケンのための) (1985)

■ナターリャ・コルサコワ,マンリーコ・パドヴァーニ(vn) チャールズ・オリヴィエリ- マンロウ指揮 北チェコpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} ARS*ARS 38 552
 発売:18年/録音:2016年/収録時間:67分
△ディスク=MADE IN GERMANY

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(小さめ・外縁から・強め*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ シワ部分的にあり(強め含む)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆2016. 6 チェコ・テプリツェ・文化の家における録音。(P) アネッテ・シューマッハー、(E) ヤン・スヴェイコフスキー。
−コルサコワはロシアとギリシャの血を引く女流 (1973- )。小説家としての顔を持つのことです。モスクワの音楽家に生まれ、5歳の時 モスクワ放送響の元コンマスであった祖父ボリス・コルサコフから最初のヴァイオリンのレッスンを受けました。その後の先生は父であるアンドレイ・コルサコフ。父親の早世後はケルンのサシュコ・ガヴリロフなどに学んだとのことです。長くアメリカを本拠として世界的に活躍していましたが、現在はスイス南部在住。ヴァイオリンはストラディヴァリウス・ヴィヨーム「メサイア」(パリ 1870年)。イタリアでも人気で、「アーティスト オヴ ザ イヤー」に選出されたり、アッシジの文化大使をつとめたり、イタリア大統領の前で演奏したりと活躍。2011年 ヴァティカンで教皇ベネディクト16世のために演奏しましたが、その時に共演したのがパドヴァーニです。パドヴァーニはイタリア出身のスイス人。彼も世界的に活躍し、複数回の来日もあるヴァイオリニストです。
−バロックと現代の2台のヴァイオリン協奏曲を組み合わせたユニークで興味深いアルバム。[2]は静謐さを基本にした斬新な音の世界。とはいえメロディがあり音楽的で、現代音楽は苦手というかたも親しみやすい作品です。「タブラ ラサ」とは白紙の状態のこと。哲学者 ジョン・ロックが生まれたままの無垢な魂の意味で使いました。[4]はバロック音楽をもとにしたパロディ。−名前の記載順からファーストは [1,4]がコルサコワ、[2,3]がパドヴァーニと分け合っているようです。
−ちなみにコルサコワの父 アンドレイ・コルサコフの名に驚かれた方はかなりのオールド・ファン。コーガン門下の逸材として将来を嘱望されていたものの40代半ばで世を去りました。

商品番号:ARS38552

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