▽ロッシーニ：セビリアの理髪師　アバド＝LSO； プライ(Br) ベルガンサ(MS) 他 （F70G50352・2CD）

曲目・演奏者

●ロッシーニ：
「セビリアの理髪師」全曲

■ヘルマン・プライ(Br：フィガロ)　ルイジ・アルヴァ(T：アルマヴィーヴァ伯爵)　テレサ・ベルガンサ(MS：ロジーナ)　エンツォ・ダーラ(Bs：バルトロ)　パオロ・モンタルソロ(Bs：バジーリオ) 他
　クラウディオ・アッバード指揮 ロンドンso　アンブロジアン シンガース　テオドール・グシュルバウアー(cemb)

ディスク・データ

CD// 国内盤 {ADD} Po−DG＊F70G 50352〜3 (415 695-2) (2枚組)
　発売：86年／定価：7000円／録音：1971年／収録時間：71+67分
△紙箱付き(▽厚さ3.5cm)　△大判ブックレット付き(124ページ) / 歌詞対訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY　△長オビなし

コンディション

◇ディスク：1)A-〜B+/ スリキズ部分的にあり(薄い横方向含む) 内縁にスリキズあり(小さな強め含む) / レーベル面にスリキズ少しあり(縦の長い1本)，2)A-/ 小スリキズ少しあり(強め＊動作確認済)・内外縁にも少しあり / レーベル面に薄クモリあり
◇ブックレット：A-/ 表紙両面に小シワ・小キズ少しあり 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B+// [DISC-1]のトレイ・ディスクホルダーのツメが甘くディスクが外れやすくなっています　◇紙箱：B+/ 線キズ少しあり(裏面右上に強め) 軽い色あせあり 薄汚れわずかにあり

録音データ・その他

☆1971. 9 ロンドン・ワトフォード タウン ホールにおける録音。(P) ライナー・ブロック、(E) ハンス- ペーター・シュヴァイクマン。
−清新な演奏、そしてゼッダによる新校訂版の使用で発売当時 一世を風靡、その後 長く代表的名盤として愛されている録音。プライのイタリア風ではない歌は疑問を呈されもしましたが、40年が経って歌もグローバル化した今 特に違和感がなくなったのではないでしょうか。ダーラも往年のコレナなどと比べると真面目すぎるとみなされたりもしましたが、その後 名ブッファ歌手として活躍したことは オペラ・ファンならご承知の通り。今ではコレナのオーヴァーな喜劇的な表現を古いと感じられる方が多いことでしょう。−ベルガンサはなんと美しいメッツォであることか。ロジーナに喜劇的な表現を望むかたには物足りないということになりますが、声楽的には理想的なロジーナという気がします。
−海外盤を使用し、ブックレットのみ日本語のものに入れ替えた国内初CD化盤。3ヶ国語の訳を掲載している海外盤のブックレットよりも日本語ブックレットはページ数が少なくて済むため 紙箱に隙間ができますが、それを埋めるために3枚の厚紙を挟み込んでいます (厚紙に汚れあり)。
−アッバードは1992年 当オペラを ドミンゴのフィガロで再録音しています (DG)。−ベルガンサは1964年 ヴァルヴィーゾ盤に続く2回目の録音でした。

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