JCバッハ：協奏交響曲集 (2vn他のための・3曲)　ハルステッド＝ハノーヴァー・バンド （外CPO）

曲目・演奏者

●J. C. バッハ：
[1] 協奏交響曲 変ホ長調 (2vn, ob)
[2]　同　ト長調 (2vn, vc)
[3]　同　変ホ長調 (2vn, vc)

■グラハム・クラックネル，アンナ・マクドナルド(vn)　アンソニー・ハルステッド指揮 ハノーヴァー バンド　[1]アンソニー・ロブソン(ob)　[2,3]アンジェラ・イ−スト(vc)　(古楽器使用)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} CPO＊999 348-2
　発売：96年／録音：1995年／収録時間：57分
△ディスク＝Made in Germany

コンディション

◇ディスク：B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ少しあり 小キズ少しあり(強め) 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：A-　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1995. 12 ロンドン・ロスリン ヒル チャペルにおける録音。(P) ロイ・モワット、(E) トニー・フォークナー, ティム・ハンドリー。
−ヨハン・クリスティアン・バッハはドイツ出身の作曲家、クラヴィーア奏者 (1735- 82)。J. S. バッハの末の息子。バッハ一族で唯一のオペラ作曲家で、一族で最も生前に国際的名声を得た人です。ヘンデルの後継者としてロンドンで活動したため「ロンドンのバッハ」とも言われています。
−ハルステッド (ホールステッド) はイギリス出身の指揮者、ホルン奏者、ピアノ奏者 (1945- )。 ホルン奏者としてロンドン響、イギリス室内管などの首席奏者をつとめたあと、ナチュラル・ホルン奏者としてエンシェント室内管やハノーヴァー バンドとともに演奏・録音しました。一方 指揮者として1976年デビュー。以後 ハノーヴァー バンド、イギリス室内管やオーストラリア室内管などに客演しています。指揮者としてCPOレーベルに J. C. バッハの管弦楽・協奏的作品を多数録音。当アルバムは6集の協奏交響曲全集の第1集。6集で18の協奏交響曲 他を収録しています。−面白いことに [1]の独奏楽器は2vn, obですが、両端楽章の独奏楽器が2vnで、第2楽章はobという形。その第2楽章 (緩徐楽章) の美しいメロディは、グルックの「エウディーチェを失って｣、あるいはモーツァルトのオペラ・アリアを思い出せるものです。一方[2]は独楽楽器とされていない2本のフルートが活躍します。−オケ・メンバー掲載。弦五部6-5-2-3-2。fl2, ob2, cl2, fg, hrn2。