{SACD-HYBR} ルビンシテイン:チェロ・ソナタ集 他 カニュカ(vc) クレパーチ(p) (外PRAGA・2CD)

メイン画像:{SACD-HYBR} ルビンシテイン:チェロ・ソナタ集 他 カニュカ(vc) クレパーチ(p) (外PRAGA・2CD)ジャケット写真

商品番号:PRDDSD250210

  • 通常価格:1,400円(内税)
  • 会員価格:1,330円(内税)【5%OFF】

曲目・演奏者

●ルビンシテイン:
[1] チェロ・ソナタ第1番ニ長調 Op.18
[2] 3つの小品 Op.11-2 §
[2] チェロ・ソナタ第2番ト長調 Op.39

■ミハル・カニュカ(vc) ヤロミール・クレパーチ(p)

ディスク・データ

HYBR-SACD// 海外盤 {DDD} PRAGA*PRD/DSD 250210〜11 (2枚組)
 発売:04年/録音:2003年/収録時間:45+38分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD SURROUND) / DSD方式
△スリムケース・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-/ 点キズ少しあり / 外縁部分的にスリキズあり,2)B+/ スリキズ部分的にあり(強め / 横方向含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ 裏表紙にシワあり(強め含む) 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+〜B

録音データ・その他

☆2003. 9 プラハ・聖ヴァヴジーネツ教会における録音。(P) イルジー・ゲムロット、(E) ヤン・ルジチャーシュ,カレル・スーケニーク。
−アントン・ルビンシテインはロシアの作曲家, ピアニスト, 指揮者 (1829- 94)。ユダヤ系。弟のニコライも著名なピアニストで、チャイコフスキーがその死に際してピアノ三重奏曲 (ある偉大な芸術家の思い出に) を書いたのは弟ニコライのほう。ワタクシ、恥ずかしながらルビンシテインにアントンとニコライの兄弟であったことを知らず 今まで完全にゴッチャになっていました…。−アントンはヨーロッパからロシアにかけて演奏会を開いて成功を収め、ロシアのピアニストとして初めて世界的名声を博し、ロシア・ピアノ流派の祖となりました。それだけにとどまらず 1862年にロシア最初の音楽教育機関であるサンクト ペテルブルク音楽院を、1859年にはロシア音楽協会を創設。それまでオペラ中心であったロシアの音楽活動に交響曲や管弦楽、室内楽曲などを持ち込むなど、ヨーロッパの音楽的伝統をロシアに根付かせるために尽力。ロシア・クラシックの祖と言っていいでしょう。ただし作風はドイツ・ロマン派的。ロシア5人組と対立したというのもうなずけます。
−[1]は1952年、[2]1954年、[3]1957年作曲。[1]は急-緩-急の3楽章、[3]は急-急-緩-急の4楽章で、第2楽章はスケルツォ的な3拍子の曲。[2]は特にタイトルはなく 緩-急-急。作風はまさしくロマン派風で メンデルスゾーンなどを思わせるもの。爽やかで親しみやすい。特に[1]第1楽章は落ち着き優しく歌う主題とともに、短いフレーズが急くように繰り返して少しずつ上昇し高揚するという主題を持ちますが、面白い曲です。明るい曲ながら ふとチャイコフスキーのピアノ三重奏曲を思わせもします。
−当アルバムはロシア・チェロ・ソナタ集の第3集。勢いとメリハリのある演奏で楽しませてくれる演奏者はともにチェコ出身。チェロのカニュカ (1960- ) は2022年まで活動していたプラジャークQのメンバーでした。ピアノのクレパーチは室内楽曲を中心に PRAGA, SUPRAPHONなどのチェコのレーベルに録音を残しています。
−ジャケットの絵は指揮をするルビンシテイン。鋭い眼光を持つ独特の風貌ですが、ベートーヴェンと容貌がよく似ていたことから「ヴァン二世」と呼ばれていたとのこと。ルビンシテインはベートーヴェンを尊敬していたということですから、ロシアのベートーヴェンたらんとしていたことでしょう。

商品番号:PRDDSD250210

  • 通常価格:1,400円(内税)
  • 会員価格:1,330円(内税)【5%OFF】