ワーグナー管弦楽曲集 トスカニーニ=NBCso ('52〜54年 NYライヴ集) (K28Y10008・2CD)

メイン画像:ワーグナー管弦楽曲集 トスカニーニ=NBCso ('52〜54年 NYライヴ集) (K28Y10008・2CD)ジャケット写真

  • サブ画像1:ワーグナー管弦楽曲集 トスカニーニ=NBCso ('52〜54年 NYライヴ集) (K28Y10008・2CD)ジャケット写真

商品番号:K28Y10008

  • 通常価格:1,600円(内税)
  • 会員価格:1,520円(内税)【5%OFF】

2枚目の画像はブックレット下部の切れ込み (破れ)

曲目・演奏者

●ワーグナー:
[1]「ワルキューレ」より ワルキューレの騎行
[2]「神々の黄昏」より ジークフリートの死と葬送行進曲
[3]「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 第1幕への前奏曲
[4]「神々の黄昏」より ジークフリートのラインの旅
[5]「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死 §
[6]「タンホイザー」序曲とバッカナーレ
[7]「ローエングリン」より 第3幕への前奏曲
[8]「 同 」より 第1幕への前奏曲
[9]「ジークフリート」より 森のささやき
[10] ジークフリート牧歌

■アルトゥ−ロ・トスカニーニ指揮 NBCso

ディスク・データ

CD// 国内盤 {MONO/ ADD} K−チェトラ*K28Y 10008〜9 (Fonit Cetra*CDC3) (2枚組)
 発売:86年/定価:5600円/録音:1952〜54年LIVE/収録時間:58+62分
△ディスク=made by Nippon Columbia (Denon) … Japan △ライナーノート:宇野功芳

コンディション

◇ディスク:1)B+/ スリキズ部分的にあり(小さめ / 強め含む) / 外縁に小スリキズあり(強め含む),2)A-〜B+/ スリキズ少しあり(横方向含む, 小さな強め含む) / 外縁に小スリキズあり(強め含む); 2枚)*動作確認済
◇ブックレット:B-〜C+/ ブックレット背側の上部と下部に切れ込み(破れ)あり (2枚目の画像参照) / 小シワ少しあり(強め含む) / 白地部分に変色あり
◇プラケース:B ◇バック・インレイ白地部分に変色あり ◇オビなし

録音データ・その他

☆[1,2,5,7,10]1953. 3. 7,[3]1953. 2. 7,[4,8,9]1954. 4. 4,[6]1952. 11. 8 以上NYにおける録音。
−トスカニーニ晩年のNYのライヴ (放送用録音) から採られたもので、[4,8,9]はトスカニーニ最後のコンサートから。−トスカニーニのまるでギリシャ彫刻の肉体美を思わせる輝かしいワーグナー、私は大好き。[6]や 一見 水と油のように思われる[5]のクライマックスでのアッチェレランドを効かせた強靭さ、輝かしさたるや。−なんとライナーノートは宇野功芳氏で、トスカニーニのワーグナーをべた褒め。このアルバムの演奏の細かいところまで解説しています。[5,6]の素晴らしさを書いていることにも驚きましたが、それ以上にフルトヴェングラーのワーグナーを否定するようなことを書いていることに驚き。「ワーグナーの音楽は決してフルトヴェングラーのような、どろどろとしたものではなく、細部まで見通せるような明晰さが必要であり、同時に桁外れの情熱と、官能美と、哀しみを伴った深みが不可欠である。クナッパーツブッシュのワーグナーが最高といわれるのは、これらの悉くを体現していたからにほかならない。トスカニーニはクナに比べて、スケールの雄大さと人間の哀しみにおいて劣るが、純粋音楽面からワーグナーを捉えて、これだけの高みに達した指揮者は他に皆無といえよう。」−その後にもワーグナーはトスカニーニが上であることを熱弁し、日本でのトスカニーニの評価の低さを嘆いています。私も大筋において賛同いたします。ただし音質は私にとっては充分な水準ですが、宇野氏は部分的に物足りないことを書いておられます。−全曲の終演後の拍手あり。
−Fonit Cetraのディスクを使った国内盤。ただしディスクはイタリア・プレスではなく 日本コロムビア製です。

商品番号:K28Y10008

  • 通常価格:1,600円(内税)
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