ロッシーニ：セビリアの理髪師　レヴァイン＝LSO； ミルンズ(Br) シルズ(S) （外EMI・2CD）

曲目・演奏者

●ロッシーニ：
「セビリアの理髪師」全曲

■シェリル・ミルンズ(Br：フィガロ)　ニコライ・ゲッダ(T：アルマヴィーヴァ伯爵)　ビヴァリー・シルズ(S：ロジーナ)　レナート・カペッキ(Bs：バルトロ)　ルッジェーロ・ライモンディ(Bs：バジーリオ) 他
　ジェイムズ・レヴァイン指揮 ロンドンso　ジョン・オールディスcho　ジョン・コンステイブル(cemb)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊5 66040 2 (2枚組)
　発売：96年／録音：1974, 75年／収録時間：75+76分
△紙箱付き(厚さ2.6センチ)　△伊語詞・英訳掲載　△ディスク＝MADE IN HOLLAND

コンディション

◇ディスク：1)B-/ スリキズやや多し(横方向, 強め含む) // レーベル面中心部に細かいスリキズ少しあり，2)B/ スリキズ部分的にあり(長め含む / 強め含む・小さめ)；2枚)動作確認済
◇ブックレット：B+/ シワ・波うち部分的にあり / 裏表紙に小キズ少しあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+　◇フロント・インレイに小シワ少しあり
◇紙箱：B+/ 線キズ部分的にあり / 角に傷み少しあり

録音データ・その他

☆1974. 8，1975. 5 ロンドン・オール セインツ教会における録音。(P) クリストファー・ビショップ、(E) ロバート・グーチ。
−ロッシーニ・オペラの様式の研究が進む前の昔ながらのロマン派的な演奏。ロッシーニ歌いではないミルンズとゲッダがアジリダ歌唱に苦労しながらも、大胆な喜劇的表現を用いて奮闘しています。シルズということでコロラトゥーラによるロジーナですが、決してお人形さん的な歌ではなく、女性らしさ、人間らしさが感じられます。シルズはなぜか東芝EMIが積極的に売ろうとしなかったため日本では人気がありませんが、無視するにはもったいない優れたソプラノです。ライモンディは大袈裟な喜劇的表現を取らずにおかしさをにじみ出しており 立派。−レヴァインの指揮は元気なのはいいとして、少々粗っぽいところが。第1幕フィナーレのストレッタは超快速。歌手たちは大変そうですが、見事にこなしています。

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