イベール:ディヴェルティスマン,祝典序曲,海の交響曲,寄港地 他 佐渡裕=ラムルーo (8.554222J)

メイン画像:イベール:ディヴェルティスマン,祝典序曲,海の交響曲,寄港地 他 佐渡裕=ラムルーo (8.554222J)ジャケット写真

商品番号:8554222

  • 通常価格:500円(内税)

曲目・演奏者

●イベール :
[1] バッカナール
[2] ディヴェルティスマン
[3] 祝典序曲
[4] 海の交響曲
[5]「寄港地」交響組曲

■佐渡裕 指揮 コンセール・ラムルーo

ディスク・データ

CD// 国内仕様盤 {DDD} IVY−ナクソス*8.554222J
 発売:98年/定価:1050円/録音:1996年/収録時間:71分
△海外盤に四ツ折の日本語解説書と長オビを附したもの △ライナーノート:A. レーデリッチ (和訳)
△バック・インレイに Made in Germany と記載

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め含む*動作確認済)
◇ブックレット:A-〜B+/ ジャケ面にシワ少しあり(強め含む)
◇日本語解説書:B〜B-/ シワ部分的にあり(強め含む)
◇プラケース:B
◇長オビ:B〜B-/ シワ部分的にあり(強いシワ含む) / 小キズ少しあり / スレ線少しあり

録音データ・その他

☆1996. 4 パリ・サル プレイェルにおける録音。−1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、フランスを中心に活躍していた佐渡裕のデビュー録音でした。ラムルー管は1881年創立、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどの作品の初演をおこなった伝統あるオケながら長く低迷、存亡の危機に瀕していましたが、佐渡裕で人気を回復。1993年から2010年までラムルー首席指揮者をつとめました。−イベールの代表的な管弦楽作品ながら録音は決して多いと言えないこれらの曲を1枚で聞くことができる貴重なアルバムです。
−[3]は日本の紀元二千六百年 (1940年) の祝賀として書かれた曲。ライナーには、日本で初演されたのち自筆譜が紛失してしまい、書き直したものがパリ初演されたとあります。通常の改訂ではなかったようです。一方[4]は「SOSフォック号」という遭難した貨物船の救出を描いた映画のために書かれた音楽をまとめたもの。なぜか交響曲と名付けられましたが、むしろ交響詩です。もとは映画音楽のバンド用の編成で、それをオケ用に書き換えたと思われますが、サキソフォンの活用をはじめ バンドの編成の味を生かしているようです。
−佐渡&ラムルーはフランス風のリズム感、派手さや活力ではなく、中欧風と思わせる音色のブレンド、丁寧な音の扱い、じっくりと歌うロマンティックな美しさが持ち味。汗だく、顔くしゃくしゃにしての情熱的な指揮のイメージとは全く正反対、むしろおとなの演奏です。[3]は華麗さや祝典的な雰囲気は不足していますが、遅めのテンポで歌うことで新たな美を表出しており、特に静かな中間部は情感深く、その意味深さを感じさせてくれ、感激しました。

商品番号:8554222

  • 通常価格:500円(内税)