▽ヴェルディ:オテロ カラヤン=WP; デル・モナコ(T) 他 (DECCA・2CD)

メイン画像:▽ヴェルディ:オテロ カラヤン=WP; デル・モナコ(T) 他 (DECCA・2CD)ジャケット写真

商品番号:411618

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曲目・演奏者

●ヴェルディ:
「オテッロ」全曲

■マリオ・デル モナコ(T:オテッロ)  レナータ・テバルディ(S:デズデモナ) アルド・プロッティ(Br:イャーゴ) アナ・ラケル・サトレ(MS:エミーリア) ネッロ・ロマナート(T:カッシオ) フェルナンド・コレナ(Bs:ロドヴィーゴ) トム・クラウゼ(Br:モンターノ) 他
 ヘルベルト・フォン カラヤン指揮 ウィーンpo ウィーン国立歌劇場cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} DECCA*411 618-2
 発売:87年/録音:1961年/収録時間:68+70分
△紙箱付き(▽厚さ3.6センチ) △大判ブックレット付き(239ページ) △伊語詞・独英仏訳掲載
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY UNIVERSAL M&L

コンディション

◇ディスク:1)A/ 小スリキズ少しあり,2)A-〜B+/ 小スリキズ部分的にあり
◇ブックレット:B/ 表紙両面にシワ(強め含む)・小ハゲ・細かい薄汚れあり / 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
△紙箱:B/ 線キズ部分的にあり / 部分的にスレあり

録音データ・その他

☆1961. 5 ウィーン・ソフィエンザールにおける録音。(P) ジョン・カルショウ、(E) ゴードン・パリー。
−カラヤンにとって当オペラ2回中1回目の録音。長く当オペラの決定盤として君臨している録音です。主役3人は1954年のエレーデ盤 (DECCA) でも歌っていました。−第1の魅力はもちろんオテッロを歌うために生まれたという感じのドラマティック・テノール デル モナコ。ドラマティック・テノールにありがちな熊男を思わせる野太い声ではなく、「黄金のトランペット」と呼ばれた輝かしい歌声。低音やソット ヴォーチェ、細かいパッセージが苦手であることもトランペットのようで、まさしく直情的で無器用なオテッロという役にピッタリでした。セッション録音ですのでもちろん目立つ瑕疵はありませんが、第1幕最後の愛の二重唱では、カラヤンの遅いテンポがしっくりこないようで先走ってしまっています。カラヤンがよくOKを出したものです。
−第2の魅力は極めて雄弁で、自己主張が強いカラヤン&ウィーン・フィル。カラヤンとDECCAの録音スタッフはこれまでのオペラのスター歌手中心、オケはあくまで伴奏という概念を覆しました。うまいオケの音がよく聞こえることによって、ヴェルディ晩年の見事な管弦楽の書法がよくわかります。
−この録音のもうひとつ特徴的なことは、当時のDECCAの録音技術を誇示するように音響的に派手であること。第1幕冒頭から、鼓膜を震わせる地響きのような音響効果とともに、ヒューヒューという風の音が鳴り、大きな大砲の音。やりすぎと感じられるかたもおられるでしょうか。
−ブックレット内に2枚の録音風景の写真付き。特にオテッロの第1声「エスルターテ!」の箇所を写したデル モナコの写真は、彼がセッション録音でも舞台さながらに目を剥き、大きくポーズをとって発していることがわかる興味深いものです。
−それにつけても残念なのは、当初 イャーゴはエットレ・バスティアニーニが歌う予定だったという話。バスティアニーニは極悪人役を歌いたくなかったのか、練習していませんでした。それに怒ったカラヤンが プロッティに変更したとのことです。確かに騎士的バリトン バスティアニーニには合っていない役どころですが、彼の歌声によるイャーゴを聞きたかったと思います。

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商品番号:411618

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