▽オッフェンバック:天国と地獄 ミンコフスキ=OCG; ドゥセ(S) 他 (EMI・2CD)

メイン画像:▽オッフェンバック:天国と地獄 ミンコフスキ=OCG; ドゥセ(S) 他 (EMI・2CD)ジャケット写真

商品番号:556725

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曲目・演奏者

●オッフェンバック:
「地獄のオルフェ (天国と地獄) 」全曲

■ナタリー・ドゥセ(S:エウリディーセ) ヤン・ブロン(T:オルフェ) ローラン・ナウリ(Br:ジュピテール) ジャン- ポール・フシェクール(T:プリュトン) エヴァ・ポドレス(A:世論) ヴェロニク・ジャンス(S:ヴェニュス) パトリシア・プティボン(MS:キュピドン) 他
 マルク・ミンコフスキ指揮 グルノーブル室内o リヨン国立歌劇場cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} EMI*5 56725 2 (2枚組)
 発売:98年/録音:1997年/収録時間:69+41分
△紙箱付き(厚さ3.0センチ) △大判ブックレット付き(120ページ) △仏語詞・英訳掲載
△ディスク=MADE IN THE EU

コンディション

◇ディスク:1)A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ / 横方向含む・強め*動作確認済),2)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ シワ少しあり(強め) / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:B+
◇紙箱:A-/ シュリンク・ビニールがプラケース取り出し口付近のみ切り取られている状態・破れ少しあり

録音データ・その他

☆1997. 12 リヨン国立歌劇場における録音。(P) ダニエル・ザライ、(E) レイモン・ブッティン。
−1858年の初演版 (2幕,小編成) を基本として、改訂版の追加曲を挿入しています。−これまで 知られざるバロック・オペラを研究・校訂し、単なる資料としてではなく 生き生きとしたドラマとして蘇らせてきたミンコフスキ。彼がオペレッタの録音とは当時驚きでしたが、上演のたびに 都合に合わせて自由に改変されるオペレッタを蘇らせる作業は、バロック・オペラと同様の精神に基づいているといえるでしょう。そしてなによりも生き生きとしたドラマとして見事に蘇らせていることが素晴らしい。小回りの利く小編成の管弦楽は軽々と 時に激しく、縦横無尽。鋭敏・鮮烈な音で、オペレッタ小屋のドタバタを髣髴とさせる音を聞かせてくれます。まさに古楽器演奏によって バロック音楽の緑青が拭い払われたのと同様です。−もちろん昔のオペレッタ小屋のオケ (と歌唱も) はこんなにうまくなかったでしょうから、最高級の演奏でオペレッタ小屋の楽しさを味わえるという感じでしょう。−歌手もドゥセ (デセイ) 以下 穴はなし。皆 単にうまいばかりではなく、喜劇的な、それもかなり大胆な表現を駆使、視覚なしの録音でも 楽しい舞台を髣髴とさせる声の演技力を発揮しています。
−それにしても「オルフェオとエウリディーチェ」のパロディであるこのオペレッタ、本当に面白い! オルフェがエウリディーセに無理やりヴァイオリンを聞かせる場面、世論がオルフェを説得する場面、天上の生活の飽き飽きしている神々がデモをする場面など、風刺の利いた笑いに枚挙に暇がありません。−なお最後に「カンカン」の登場する有名な序曲は1860年のウィーン初演のためにカール・ビンダーが劇中の曲を編曲して作ったもの。ここでは演奏されず、3分ほどの短い序曲が演奏されています。おそらく改訂版で作られたものでしょう。−なお ジャケット写真は、第3幕: 地獄の場面、ハエに変身したジュピテールがエウリディーセを誘惑する いわゆる「ハエの二重唱」のひとこま。

商品番号:556725

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