プッチーニ:ボエーム 抜粋 (独語) エレーデ=SKB; ローレンガー(S) コーンヤ(T) 他 (DG)
曲目・演奏者
●プッチーニ:
「ボエーム」抜粋 (ドイツ語版)
〔1. この絵ときたら (マルチェッロ, ロドルフォ, コッリーネ / 開幕の音楽), 2. なんて冷たい手 (ロドルフォ), 3. わたしの名なミミ (ミミ) 〜 4. おい ロドルフォ!… 麗しの乙女よ (ショナール, ロドルフォ, ミミ 他) (以上第1幕), 5. ひとりで街を歩くと (ムゼッタ, マルチェッロ 他 / 第2幕), 6. ミミ? 聞いてたの? … あなたの愛の呼び声に誘われて (ロドルフォ, ミミ, マルチェッロ, ムゼッタ / 第3幕), 7. ミミ 君はもう戻ってこない (ロドルフォ, マルチェッロ), 8. 古いコートよ (コッリーネ, ショナール) 〜 9. みんな出て行った? (ミミ, ロドルフォ 他 / 閉幕の音楽) (以上第4幕) 〕
■ピラール・ローレンガー(S:ミミ) シャーンドル・コーンヤ(T:ロドルフォ) ディートリヒ・フィッシャー- ディースカウ(Br:マルチェッロ) リタ・シュトライヒ(S:ムゼッタ) クラウス・ベルトラム(Bs:コッリーネ) ホルスト・ギュンター(Br:ショナール) 他
アルベルト・エレーデ指揮 シュターツカペレ ベルリン 5)ベルリン国立歌劇場cho ベルリン・コミーシェン オーパー児童cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {AAD} DG*423 875-2
発売:--年/録音:1961年/収録時間:52分
△ドイツ語オペラ・ハイライト・シリーズ △歌詞掲載なし
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO △プラケース=ハード・タイプ
コンディション
◇ディスク:B+〜B/ スリキズ部分的にあり(横方向含む*動作確認済) / 内縁にスリキズあり(強め含む)
◇ブックレット:B+/ ツメ咬み痕あり / スレ線少しあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1961. 6 ベルリン・キリスト教会における録音。
−当時 DGが手がけた一連のイタリア・オペラのドイツ語版ハイライト・シリーズの1作。もとからハイライトとして制作されたものです。指揮者にイタリアのエレーデを迎えたのはともかく、スペイン出身のローレンガーの起用は意外な気がしましたが、ローレンガーは1958年 西ベルリン市立歌劇場と契約しており、1961年に同劇場がベルリン・ドイツ・オペラとして再出発した際 こけら落とし公演のフリッチャイ指揮「ドン ジョヴァンニ」でドンナ エルヴィーラを演じるなど、関係が深かったようです。しかもそれ以降も (西)ベルリンはローレンガーの活動の中心地となり、終の住処になったとのことです。当時33歳、軽くてやや硬質、透明な歌声が最大の聞きものでしょう。−なお 3と4、8と9は、それぞれ 間の部分がカットされず続けて演奏されています。
−ブックレットは三ツ折ですが、ライナーは簡単な「ボエーム」のドイツ語によるあらすじのみ。2ページは同シリーズのラインナップ紹介。ジャケット・デザインとともに10点が掲載されていますが、イタリア・オペラのドイツ語版ハイライトだけでなく、ドイツ・オペラの全曲盤からの抜粋も含んでいます。
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