ヴェルディ：レニャーノの戦い　ガルデッリ＝ORFso； リッチャレッリ(S) カレーラス(T) 他 （PHILIPS・2CD）

曲目・演奏者

●ヴェルディ：
「レニャーノの戦い」全曲

■カーティア・リッチャレッリ(S：リーダ)　ホセ・カレーラス(T：アッリーゴ)　マッテオ・マヌグエッラ(Br：ローランド)　ニコラ・ギュゼレフ(Bs：フェデリコ・バルバロッサ) 他
　ランベルト・ガルデッリ指揮 オーストリア放送so　同cho

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} PHILIPS＊475 8694
　発売：07年／録音：1977年／収録時間：56+52分
△クラシック オペラ・シリーズ　△伊語詞・英訳掲載
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN GERMANY BY EDC

コンディション

◇ディスク：2枚)A-/ 小スリキズ少しあり
◇ブックレット：A〜A-/ 内部白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：A-〜B+

録音データ・その他

☆1977. 6, 7 ウィーンにおける録音。
−1848年作曲、ヴェルディ14作目のオペラ。4幕。12世紀 神聖ローマ帝国の皇帝フリードリヒ I世 (フェデリーコ・バルバロッサ) によるイタリア侵攻を、1176年にロンバルディア都市同盟がレニャーノでの戦いで撃退したという史実に基づいた、ジョゼフ・メリの戯曲を原作としています。イタリア独立運動に一役買った愛国主義的な作品で、｢ナブッコ」に負けない初演成功を収めました。−もちろん “惚れた腫れた” あり。リーダとヴェローナ軍指揮官 アッリーゴは恋仲だったが、アッリーゴが戦死したと思われたため、父の遺言に従ってミラノ軍指揮官 ローランドの妻に。ところがアッリーゴが生きていたため、同盟を組むふたりの司令官の間に亀裂が入る。最後 ロンバルディア同盟軍は勝利に沸き、勝利の行進曲が鳴り響きますが、瀕死のアッリーゴが担がれてきて、一転 葬送行進曲に。アッリーゴはリーダの潔白を訴えて事切れます。
−第1幕後半、リーダのカヴァティ−ナ「友よ あなたは祖国への愛を語った」以降、アッリーゴとの再会の喜びと愛の二重唱の第1幕フィナーレは大きな聞きどころですが、若き日のリッチャレッリとカレーラスが見事な歌唱で楽しませてくれます。