{SACD-HYBR}　バッハ：レオポルト殿下，結婚カンタータ，喜びて舞いあがれ 他　鈴木雅明＝BCJ，ラン(S) 他 （BIS2041）

曲目・演奏者

●バッハ：
[1]「いとも尊きレオポルト殿下よ」BWV.173a
[2]「しりぞけ もの悲しき影」BWV.202 (結婚カンタータ)
[3]「喜び勇みて羽ばたき昇れ」BWV.36c
[4]「クォドリベット」(断片) BWV.524

■鈴木雅明 指揮 バッハ コレギウム ジャパン　三宮正満(ob, obﾀﾞﾓｰﾚ)　若松夏美(vn, vaﾀﾞﾓｰﾚ)　(古楽器使用)
ジョアン・ラン(S)　[1,,3,4]ロデリック・ウィリアムズ(Br)　[3,4]青木洋也(C-T)　櫻田亮(T)

ディスク・データ

HYBR-SACD// 海外盤 {DDD} BIS＊BIS-2041
　発売：13年／録音：2012年／収録時間：77分
△SACDハイブリッド (CD / SACD STEREO / SACD SURROUND)
△バッハ 世俗カンタータ集 Vol.3　△独語詞・英訳掲載
△ディスク＝MADE IN THE EU BY DADC

コンディション

◇ディスク：A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット：B+/ 小口側端にシワ少しあり(強め含む)
◇プラケース：B+〜B

録音データ・その他

☆2012. 7 名古屋・しらかわホールにおける録音。(P) インゴ・ペトリ、(E) アンドレアス・ルーゲ。
−鈴木&BCJが2003年から17年にかけて完成させたバッハ：世俗カンタータ全曲録音の第3作。−[1]はケーテン侯レオポルトの誕生日祝賀用の作品。[2]は有名な結婚カンタータ。親しい知人の結婚式を祝うための作品と考えられています。[3]は教会カンタータBWV.36の第1稿。大学教授の誕生日を祝うための作品と考えられています。
−[4]の収録が貴重。バッハ一族が集まって騒いだ時に歌われたものであろうといわれているもので、内容的には宗教的な内容や時事的な内容等々ごちゃ混ぜ (クォドリベット) になっており、まさか曲だけを聞いてバッハ作とは思えない喜劇的でバカバカしい内容のもの。とはいえ美しいメロディ、対位法、フーガなどバッハならではの高い技術が詰まっていて、しかもノリのよい、楽しい曲です。いつもは節度と品のあるバッハ演奏を聞かせてくれるBCJメンバーが歌と器楽伴奏ともに生き生きと表情豊かで はっちゃけているのも嬉しいところです。
−オケ, 合唱メンバー表掲載。1st-vn:1〜3, 2nd-vn:1〜3, va:1〜2, vaﾀﾞﾓｰﾚ, fl2, ob, コンティヌオ＝vc, ｳﾞｨｵﾘ-ﾈ, cemb, org。合唱＝ソリストを含めて4-4-3-3。