バッハ：オルガン作品集　コープマン(org)　外TELDEC（第1, 7集・2枚バラセット）

曲目・演奏者

●バッハ：
　＜第1集＞
[1] 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
[2] フーガ ト短調 BWV.578 (小フーガ)， [3] カンツォーナ ニ短調 BWV.588
[4] 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544， [5]　同　イ短調 BWV.543
[6] 幻想曲 (とフーガ) ハ短調 BWV.562， [7] 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.531
[8] 幻想曲 (小品) ト長調 BWV.572， [9] 幻想曲ハ長調 BWV.570
[10] パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582

　＜第7集＞
[11] 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545， [12] フーガ ト長調 BWV.577
[13] トリオ ニ短調 BWV.583， [14] ペダル練習曲ト短調 BWV.598
[15] 前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541， [16]　同　ニ短調 BWV.539
[17]　同　ヘ短調 BWV.534
[18] パストラーレ ヘ長調 BWV.590
[19] 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547

■トン・コープマン(org)

ディスク・データ

CD//海外盤 {DDD} TELDEC＊4509-94458-2，0630-17647-2 ＜バラ2枚セット＞
　発売：95, 98年／録音：[Vol.1]1994, [Vol.7]96年／収録時間：74分 / 65分
△ダス アルテ ヴェルク・シリーズ　△ディスク＝MADE IN GERMANY
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：Vol.1)A〜B+/ 小スリキズ部分的にあり(強め含む＊動作確認済)，Vol.7)A-〜B+/ 小スリキズ少しあり(強め＊動作確認済)
◇ブックレット：Vol.1)A-〜B+/ 小シワ少しあり(強め含む)，Vol.7)A-〜B+/ 軽シワ部分的にあり；2枚)白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：2点)B+　◇2点)バック・インレイ白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆[Vol.1]1994. 6 オランダ・マーススライス大教会，[Vol.7]1996. 12 アムステルダム・フランス改革派教会における録音。(P) ティニ・マトー、(E) アドリアーン・フェルステイネン。
−コープマンが1994〜99年 TELDECレーベルに録音した16枚からなるオルガン曲全集からの2枚をセットで。全集はオルガン・コラールのもとになった合唱コラールをアムステルダム・バロック合唱団の歌で収録するという凝りよう。コープマンは1982〜83年 ARCHIVにバッハ：オルガン名曲集とトリオ・ソナタ集の2枚のアルバムを制作し、その後1986〜90年 NOVALISに6枚のバッハ・オルガン曲集を制作していました。それなのにTELDECで改めてオルガン・アルバムを作るのかと当時 疑問に感じたものですが、ついに全集を作る機会が得られたということだったのでしょうか。かつてはバッハのオルガン曲というと重厚で厳粛な演奏が当たり前でしたが、コープマンの演奏は速めのテンポ、リズム弾み、明るくのびやかで、親しみやすさがあります。それはコープマンの指揮ぶりや鍵盤楽器演奏時の豊かで楽しげな表情や大きな体の動かし方と合致するものです。−なおこの2枚ではともにオランダのオルガンを使っていますが、ほかのアルバムではドイツのオルガンも用いています。