ビゼー：交響曲，アルルの女　ビーチャム＝仏放送o，RPO （CDC747794）

曲目・演奏者

●ビゼー：
[1] 交響曲
[2]「アルルの女」第1組曲 (4曲)，(ギロー編) 第2組曲 (4曲)

■トーマス・ビーチャム指揮　[1]フランス放送局国立o　[2]ロイヤルpo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {ADD} EMI＊CDC-7 47794 2
　発売：86年／録音：[2]1956, [1]59年／収録時間：65分
△マトリックス番号＝DIDX-1042　△ディスク＝Made in USA
△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B+/ スリキズ少しあり(小さめ・強め含む＊動作確認済)
◇ブックレット：B+〜B/ ジャケ面に強いシワ・ツメ咬み痕あり その他シワ部分的にあり 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：B+〜B　◇バック・インレイ白地に変色あり(軽め)

録音データ・その他

☆[1]1959. 10 パリ，[2]1956. 9 ロンドン・アビー ロード スタジオにおける録音。(P) [1]ヴィクター・オロフ, [2]ローレンス・コリンウッド、(E) [1]ポール・ヴァヴァスュール, [2]ダグラス・ラーター。
−ともに日本では長くビーチャムの代表的録音のひとつとして親しまれてきたもの。特に[1]はこの曲の代表盤でもありました。いかにもフランスのオケらしいリズム感と音の粒立ちのよさに、フランスの指揮者とは明らかに違うビーチャムの大らかさが組み合わされ、巧まざるユーモアを含む (昔風の) 洒落た味わいある愛すべき演奏になっています。もちろんフランスのオケの華やかさとエレガンスも魅力。手兵のロイヤル・フィルとの[2]では逆に音を短く切り上げたキリリとした演奏であるのが面白いところ。ともに音は古いですが、いにしえの魅力が詰まっています。−なおビーチャムは[2]の一部をLPOとSP録音していたとのことです。