ドビュッシー:ピアノのために,ラヴェル:夜のガスパール,サン=サーンス:p協2番 他 バッカウアー(p) (IPAM1202)

メイン画像:ドビュッシー:ピアノのために,ラヴェル:夜のガスパール,サン=サーンス:p協2番 他 バッカウアー(p) (IPAM1202)ジャケット写真

商品番号:IPAM1202

  • 通常価格:1,500円(内税)
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曲目・演奏者

●[1] サン- サーンス:ピアノ協奏曲第2番 Op.22
[2-4] クープラン:クラヴサン曲集より 3曲〔1. 花傘 (やさしいナネット),2. 修道女モニク,3. ひるがえるリボン〕
[5] ドビュッシー:「ピアノのために」
[6-8] 同 :前奏曲集第1, 2巻より 3曲〔1. デルフィの舞姫,2. 亜麻色の髪の乙女,3. ヒースの茂る荒地〕
[9] ラヴェル:「夜のガスパール」

■ジーナ・バッカウアー(p) [1]アレック・シャーマン指揮 ニュー ロンドンo

ディスク・データ

CD// 海外盤 {MONO/ ADD} IPAM*1202
 発売:92年/録音:[3,4]1954, [1,2]55年/収録時間:75分
△ディスク中心部に MASTERD BY NIMBUS の刻印あり

コンディション

◇ディスク:A-/ 点キズ少しあり
◇ブックレット:A-/ 裏表紙に点キズ少しあり 内部白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆[1,2]1955. 10,[3,4]1954. 9 以上ロンドン・アビー ロード第3スタジオにおける録音。EMI原盤。[1,2]HMV CLP 1089,[3,4]CLP 1067。
−バッカウアーはアテネ生まれの女流 (1913-76)。パリのエコール ノルマルでアルフレッド・コルトーに学び、1932年からはセルゲイ・ラフマニノフのもとで学びました。1933年 ウィーン国際コンクールで優勝し、演奏活動を開始。しかしナチス・ドイツのギリシャ侵攻をうけてエジプトに逃れた彼女は、連合軍兵士のための慰問演奏活動に打ち込み、その数は600回を超えたとのことです。第二次大戦後 本格的な演奏活動を再開し、世界的に活躍しました。特にブラームスのピアノ協奏曲第2番の男勝りの迫力ある演奏で有名で、彼女の十八番であったとのことです。−バッカウアーの[9]といえば1964年 MERCURYへの再録音があります。ベルトランの詩の英訳の朗読付きでした。それは同じくMERCURYに録音したブラームス:ピアノ協奏曲第2番とともにCD化され、彼女の代表的的録音として日本でも知られています。ちなみにそのアルバムは、ドビュッシー:「ピアノのために」、前奏曲集より3曲 (1. 沈める寺,2. ヒースの茂る荒地,3. デルフィの舞姫),ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」3楽章と、少しこのアルバムに似たところのあるカップリングでした。−パリで学んでおり、フランス音楽も重要なレパートリーであったようで、男勝りの強靭さとともに女性らしい繊細さも持っています。クープランをレパートリーとしているわけですから当然でしょう。本人は男勝りという偏ったイメージを払拭したい気持ちがあったのかもしれません。
−IPAMというレーベルは初めて聞きましたが、古い録音を復刻していたアメリカのレーベルでしょうか。データをしっかりと記載するなど、丁寧な作りに好感が持てます。音質はややこもり気味ですが、モノにしては広がりがあり、悪くありません。初期LPからの “板起こし” と思われますが、チリノイズは取り除かれています。なおジャケット写真は1962年 故国ギリシャのポセイドン神殿でのものとのこと。

商品番号:IPAM1202

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