シベリウス:交響曲第5番,伝説 (ともに原典版) ヴァンスカ=ラハティso (BIS800)

メイン画像:シベリウス:交響曲第5番,伝説 (ともに原典版) ヴァンスカ=ラハティso (BIS800)ジャケット写真

商品番号:BIS800

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曲目・演奏者

●シベリウス:
[1] 交響曲第5番 Op.82 (1915年オリジナル版)
[2]「伝説 (エン サガ)」Op.9 (1892年オリジナル版)

■オスモ・ヴァンスカ指揮 ラハティso

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} BIS*CD-800
 発売:96年/録音:1995年/収録時間:58分
△ディスク=Made in Austria by DADC △プラケース=ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク:A-〜B+/ スリキズ少しあり(小さめ・強め*動作確認済)
◇ブックレット:B+/ ツメ咬み痕あり(強め) シワ部分的にあり(強め含む)
◇プラケース:B+

録音データ・その他

☆1995, 5 ラハティ・十字架教会における録音。(P) ロベルト・スフ、(E) インゴ・ペトリ。
−通常 改訂版 (=出版楽譜) が演奏される2曲のオリジナル版の世界初録音。[1]の冒頭、ホルンが主役ではなく、途中から始まったようであることにまず驚き。その後も馴染みのあるメロディながら様子の違う展開となります。そもそも改訂版は3楽章ですが、このオリジナル版は4楽章。改訂版の第1楽章はソナタ形式の前半とスケルツォ風の後半でできていますが、もともとは分かれていたわけです。改訂版の第1楽章の終わり方はかっこいいですが、オリジナルの第2楽章の終わり方はあっけない感じ。第4楽章では例のホルンによる鐘のようなテーマに調子っぱずれのトランペットが入るの箇所があることに驚かされますが、それ以上にその後 管楽器が調の違う音を次々に出す部分あるのも驚きです。その後も調の違う音を出す部分がありますが、改訂版ではそれらは全面的にカット。そして長い休符を挟んだ6つの和音という終わり方もまるで違う! 全体として、改訂版がいかに整理され、洗練されているかが分かりますが、磨かれる前の原石には様々な意欲的なアイディアが投入されていたことが分かり、たいへん興味深いものがあります。
−[2]もなじみのメロディが違った展開を見せます。知らないメロディの部分も現れ、15分くらいのところで一旦 音楽が休止しますので、こちらも改訂にあたって大幅に手を入れたことが分かります。ちなみに所要時間22分。改訂版よりも少し長いでしょうか。
−ラハティは1997年に[1]の改訂版を録音しており、[1]のオリジナル版と改訂版を合わせたアルバムも発売されていました。

商品番号:BIS800

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